はぁ、プレゼン上手くできるかな・・・
そんな悩みを解消します。
現代はネット社会になり、世界中の良質なプレゼンがどこでも見られるようになりました。
その結果、人々のプレゼンに対する水準が上がり続けています。
確かに、プレゼンの神と呼ばれる”スティーブ・ジョブス”のような人のプレゼンを日々、見ていれば一般的なプレゼンは退屈なものだと思われるでしょう。
今回の記事では、上がり続けるプレゼンの水準に、今からでも追いつける立ち振る舞い方をご紹介します。
「プレゼンが嫌い、苦手」という方は最後まで読んでいただけると、プレゼンに対する苦手意識が消えるので是非、参考にしてみてください。
※MUP week season2−2より
- プレゼンが苦手
- プレゼンをしたことがない
- 堂々と話せるようになりたい
プレゼンでの重要な3つの要素
プレゼンで大事な要素は以下の3つです。
- 目的
- スライド(資料)
- 立ち振る舞い←今回のパート
です。
今回は立ち振る舞い方をメインに解説していきます。
目的
まず大前提として、プレゼンをする目的を最初に明確化しなければいけません。
何故なら、プレゼンとは話すことではなく動かすことだからです。
目的がハッキリとしないプレゼンは聴き手をどのように動かして良いかも分からないままなので、失敗することが目に見えています。
例えば
プレゼン本来の目的が『自社のサービスを販売代理店に売ってもらう』ことなのに、『サービスを買ってもらう』ようなプレゼンをすれば、聴き手は何をどうすれば良いか分かりません。
なので、「プレゼンをする目的は?」この問いに答えが出ない限り、そのプレゼンは失敗することになります。
合わせて読みたい記事
⇨プレゼンの目的を明確化する
スライド(資料)
スライドを作成する際のコツは以下の3つです。
- TOPの明確化
- 1スライド1メッセージ
- 使い分け
スライド作成スキルを身につけるとプレゼンだけでなく、ブログやその他アウトプットでも非常に役に立ちます。
日頃から、スライドを作るために物事を頭の中で図式化(簡略化)するクセをつけましょう。
スライドに関しては以下の記事を参照してください。
⇨絶対刺さるスライド術
立ち振る舞い
目的とスライドが整えば、あとは本番を迎えるだけです。
極論ですが、目的・スライド・立ち振る舞いが揃っていれば、商品やサービスはそこまで重要ではありません。
立ち振る舞いをマスターすればプレゼンだけでなく、営業や日常生活でも応用できるので、色んな場面で役に立ちます。
これを機に自分の立ち振る舞い方を見直していきましょう。
プレゼンでの立ち振る舞い方
プレゼンをする際、たった3つの簡単な立ち振る舞いに気をつけるだけで良質なプレゼンになります。
- 必ず動く
- アイコンタクト
- スクリーンを見ない
順番に見ていきましょう。
必ず動く
意外かもしれませんが、プレゼンをする際は必ず動くようにしましょう。
人は動いているものを目で追いかける習性があるので、動くことで自分に注意を向けさせ、集中力を他に向けさせないようにします。
強く主張したいとこでは激しいジェスチャーで感情を表現しましょう。
プレゼンとは話すことではなく、動かすことです。(2回目)
アイコンタクト
聴き手の集中力を途切れさせないために聴き手とアイコンタクトを取りましょう。
一人当たり1〜2秒目を合わせると目があった人は「自分に言われている」と認識します。
実は、安倍総理が記者会見を行う際も、1人ひとりと目を合わせているのが分かると思います。
スクリーンを見ない
スクリーンを見ずにプレゼンをするようにしましょう。
その振る舞いは、まるで資料が頭の中に入っているような印象を与え、画面を見ない分、動く・アイコンタクトをスムーズにすることができます。
でも、スクリーンを見ないって難しくない?
プレゼンする側に違うモニターで常に次のページを表示するモードにすることで、画面を見ないで済みます。
話し方のコツ
話し方のコツは以下の3つです。
- 『ま・え・あ・そ・こ』をなくす
- 前置き(プリフレーム)を使う
- 3つの定義
順番に見ていきましょう。
『ま・え・あ・そ・こ』をなくす
話す際、言葉のゴミと呼ばれる「まぁ・えー・あのー・そのー・このー」をなくしましょう。
言葉のゴミは聴き手の集中力を著しく下げる原因となります。
『ま・え・あ・そ・こ』を話から消すために『間』を使いましょう。
合わせて読みたい記事
⇨今すぐできる話が上手になる方
前置き(プリフレーム)を使う
話すテーマが変わる度に前置き(プリフレーム)を入れましょう。
同じ内容を話しても前置きがあると結果がまるで変わってきます。
今から話すことはめちゃくちゃ重要です。
ここからが面白くて
などの前置きを入れることで聴き手の話を聞く姿勢が整います。
前置き10秒・結論5秒・根拠10秒というイメージで話しましょう。
もっと前置きについてしたい方はこちら
⇨人の心を掴む話し方
3つの定義
よく「〇〇な3つの理由」や「〇〇の3つの定義」という言葉を見聞きしますが、何故3という数字がよく使われるのかご存知でしょうか?
3という数字がよく使われるのは最も信頼されるのに適した数だからです。
根拠の数 | 信頼性 |
1つ | 66% |
2つ | 75% |
3つ | 80% |
4つ | 83.7% |
4つ以上の根拠は3とそこまで効果に差が出ません。
読むと話が上手くなる書籍
僕が繰り返し読んでいるこの本では「伝える」と「伝わる」は違うと明確に書かれてあります。
ザックリ説明すると、話をしても相手が動いてくれないのであれば、それは「伝えただけで伝わってはいない」とのこと。
プレゼンでも同じことが言えます。
僕はこの本を読み、話し方と話し方に対する価値観は大きく変わりました。
話し方を根本的に変えたいという方にはオススメの書籍となっていますので興味があれば、一度読んでみてください。
プレゼンの水準
世界中のプレゼンが見られるようになり、世の中でプレゼンの見られ方は確かに厳しくなっていますが、逆に考えるとこれは自分のプレゼンの水準を高めるチャンスでもあります。
どこにいても世界中のプレゼンを見れるなら、自分もそのプレゼンを見れば良い。
そして、良い部分を吸収していくことで自身のプレゼンスキルを高めることができます。
苦手なプレゼン・嫌いなプレゼン。
どうせ避けられないなら、一層のこと上手くなってプレゼンが好きだと思えるようになれれば幸いです。