人と話すのが上手くなりたい・・・
そんな悩みを解決します。
自分の話はどうも人に聞いてもらえない。
話してる最中にスマホをいじられる。
など、そんな経験のある方も多いでしょう。
今回の記事では、今すぐ出来る日常会話の質が上がる方法をご紹介します。
この方法を使いこなすことができれば、日常会話だけでなく、大勢の人前で話す時やプレゼンの際にも、きっと役に立ちます。
話が上手になるメリット
話が上手だと、どんなメリットがあるの?
話が上手くなると以下のようなメリットがあります。
- 自分の思いや考えが人に伝わりやすくなる
- 商談が成立しやすくなる
- 話すことを仕事にすることができる
- モテる
など。
人は話が上手いというだけで生きていくことができます。
と言うと少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、話の上手い下手で、人生は大きく変わるのは間違いありません。
しかし、それは決して難しいテクニックによるものなどではなく、少しの工夫でどうにかなるものなのです。
では、その少しの工夫を見ていきましょう。
言葉のゴミを取り除く
えーっと、そのー、あのー
など、会話の際に使ってしまっていませんか?
「えー」「あのー」「そのー」などの、接続詞ではない接続詞を、言葉のゴミと僕は呼んでいます。
言葉のゴミは、意識して聞いてみると、ほとんどの人が使ってしまっていて、使えば使うほど、聞き手の集中力を奪う原因になってしまっています。
もし、この記事の中に「えー」と一々、入っていたら読みたくないですよね。
それと同じことを会話の中で使ってしまっています。
では何故、言葉のゴミをほとんどの人は使ってしまうのでしょうか?
それは、次に話すことを考える時間を稼ぐためです。
次に話すことを考える時間そのものを無くせば問題は解決するのですが、それは非常に難しいので次の方法を使います。
日常会話が上手になる方法
言葉のゴミの代わりに「間」を会話に取り入れましょう。
それだけで、会話の質はグッと上がります。
間=黙るということです。
例えば
えー、おはようございます。
えー、今日も、えー、一日張り切っていきましょう。
ではなく
「間」おはようございます。
「間」今日も「間」一日張り切っていきましょう。
言葉のゴミを相手に放つぐらいなら、黙ってしまった方が良いのです。
初めのウチは、言葉のゴミを、ついつい使ってしまいそうになりますが、少しずつ慣れていきましょう。
間が持つ3つの効果
「間」には3つの効果があります。
- ブレーキ
- 話を聞く気にさせる
- 主張したい事が明確になる
「間」詳しく「間」解説します
効果①:ブレーキ
会話は本来はゆっくり話した方が伝わりやすいのですが、現代人は早口の人が多いです。
会話することに対して、苦手意識を持っている人は、出来るだけ早くこの会話を終わらせたいと無意識的に感じていて、緊張や焦りなどから、より早口になってしまう傾向にあります。
その結果、上手く話せなかった経験が、会話に対する苦手意識を更に助長させるといった負のループに陥らせます。
「間」には冷静さと落ち着きを取り戻させるブレーキの役割があるのです。
なので、会話の中で焦りや緊張を感じたら、一度黙ってみましょう。
効果②:話を聞く気にさせる
人は沈黙に反応する習性があります。
なので、ずっと話し続けている人が急に黙ると
ん?あれ、どうしたの?
と気になり反応します。
学生時代にクラスでガヤガヤしてたのに、急にシーンとなる瞬間ってありましたよね。
会話の中に沈黙を意識的に入れることによって、「あ、話を聞かなきゃ」という良い緊張感を相手に与えることが出来ます。
「間」のない会話はガヤガヤした教室と同じ
効果③:主張したい事が明確になる
会話には音楽と同じでリズムやトーン、抑揚などが存在します。
音楽でずっと「ソ」の音を聞かされても面白くも何ともなく、聞く気が起きないですよね。
「間」のない会話はそれと同じと言えます。
会話にメリハリを入れましょう。
会話の中で、特に伝えたいことの前に少し長めの「間」を入れると、言葉にエネルギーがチャージされて、伝えたいことが強調されて、相手に伝わりやすくなります。
日常会話のまとめ
- 話し方で人生は大きく変わる
- 会話の「まぁ・えー・あのー・その・この」はゴミと同じ
- 言葉のゴミの代わりに「間」を入れると会話の質は上がる
もし日常会話の10秒に一回、言葉のゴミを使っていたとしたら
1分で6回
10分で60回
30分話せば360回もゴミを相手に投げることになります。
会話から言葉のゴミをなくすコツは、普段から自分が投げている言葉のゴミ、他人の投げている言葉のゴミを意識することです。
いきなり0にすることは難しいかもしれませんが、少しずつ数を減らして最終的にはゴミが0になる会話を目指していきましょう。