自分は話は、相手にイマイチ響いてない気がする・・・
そんな悩みを解決します。
自分の話が、相手にイマイチ届いていないと感じていた場合、それは実際に届いていない可能性が高いです。
今回の記事では、人の心を動かす話し方について解説します。
合わせて読みたい記事 ⇨会話力を上げるたった1つの方法 ⇨日常会話が上手になる方法
人の心を掴む話し方
人の心を掴む話し方にはプリフレームと呼ばれるテクニックを使います。
プリフレームとは:事前に話す内容を伝える手法
プリフレームには2種類あります。
- ネガティブな時に使うプリフレーム
- 心を掴むプリフレーム
解説します。
ネガティブな時に使うプリフレーム
ネガティブな情報を伝える前のプリフレームには聞き手のショックを和らげる効果があります。
例えば
売り上げが目標に達成できなかった場合
まずは、今月の売り上げが目標に達しなかったことを深くお詫びいたします。
先に切り出しておくと、相手は「今月は目標を達成できなかったんだ」という前提で話を聞く事ができます。
これがプリフレームなしの場合だと
今月は祝日もイベントも多く、売り上げは目標に達すると考えていましたが、先月できた〇〇社にお客様が流れてしまい目標を達成できませんでした。誠に申し訳ありません
冒頭の部分だけ聞くとプラスの報告に聞こえます。
どちらも結果は同じですが、プリフレームのあるなしで、聞いてる側のショックの大きさが違います。
少し伝えづらいことがある場合はプリフレームを使用しましょう。
心を掴むプリフレーム
心を掴む上で大切なのは、相手に話を聞く気にさせることです。
聞く姿勢が整った状態と、聞く姿勢が整っていない状態で話を進めるのでは、同じことを話していても結果が大きく変わるので、大事なことを伝える前は必ずプリフレームを取り入れましょう。
何でプリフレームを使うと心を掴めるの?
プリフレームを使うと一貫性の法則が働くからです。
一貫性の法則とは:人間は発言・行動・考え・態度が一致していないと不快に感じる現象
例えば
今からとても重要なことを話します。
この話を聞いた後、あなたの人生は大きく変わることになります。
というと
重要な事なんだ!しっかり押さえておかないと!
といった気持ちになり、その気持ちに一貫性の法則が働き、実際に話をしっかりと聞く態度になります。
プレゼンなどをする場合も
今からお伝えする企画は非常に将来性があり、まだ競合がいないので市場を独占するチャンスとなります
相手は「おー、チャンスなのか!逃す手はない!」と
間違いなくあなたのプレゼンを熱心に聞いてくれるでしょう。
文明の発達でコミュニケーション不足
世の中は完全にネット社会となり、今ではインターネットは生活必需品です。
そのおかげで、ネット上でのやり取りは頻繁になったものの、直接人と会って話す機会は、減少傾向になりました。
そんな現代だからこそ、コミュニケーションを円滑に取れる力が問われます。
なので、人と関わることを恐れずに、ドンドン発信していきましょう。
プリフレーム まとめ
- プリフレームには2つの効果がある
- ネガティブな情報を伝える時のショックを和らげる
- 一貫性の法則を働かせ、相手の心を掴む
- ネット社会の今だからこそ、リアルでのコミュニケーション能力が求められる
少し前に美容院に行った時に、全く面白くない話を永遠とされました。
その時に僕が思ったのは、「この人は髪を切る技術よりも、人との接し方を学んだ方が良いな」というもの。
例え、どんな職種であれ、他人を気遣う気持ちは必要となるので、コミュニケーション能力は後回しにせず、最優先で培いましょう。
それが、いずれ大きな財産になると僕は信じています。