本なんて読む時間がないよ・・・
本なんて読んで意味あるの?
そんな悩みと疑問をまとめて解決します。
「本を読めば人生が変わる」なんてよく聞きますが、実際は仕事が忙しくて、本どころではない。
読みたいとは思っているけど、中々踏ん切りがつかない。
本を買って満足してしまっている。
など、本に対してリアルな問題は山積みですよね。
今回は、そんな数多くのリアルな問題を取り除きつつ、本を読むことで、どんなことが起こるのかをご紹介します。
この記事を読み終わった頃、あなたは本に対するイメージが180度変わり、未来を大きく変えることになります。
- 本を読むと人生が変わる
- 本を読んだ後に起こる変化
- 正しい本の読み方
- 本を読む時間がない人への対処法
本を読むと人生が変わる
本を読むことで、人生は変わります。
これは約束された未来です。
いやいや、大袈裟過ぎだろ
大袈裟だと感じるのは、人生が変わるということについて少し誤解しているからです。
人生が変わるとは、急にお金持ちになったり、突然幸せになったりすることではありません。
いつもと違う行動を取った時点で人生は既に変わっているのです。
そして、いつもと違う行動がもたらす結果こそが、後にお金持ちになったり、幸せに過ごせたりすることに繋がっています。
なので、本を読めばお金持ちになれるというのは間違ってもいるし、正しくもあります。
本は魔法などではなく、暗い道を照らす懐中電灯のようなもの。
道を照らすことが出来ても自ら進まなければ、決して自分をより良い道に運んでくれることはないのです。
ここをしっかり、押さえておかないと、本に秘められた可能性を十分に活かすことができません。
本を読んだ後に起こる変化
本を読んだ後で起こる変化は4段階に分かれます。
- 考え方が変わる
- 世界の見え方が変わる
- 行動が変わる
- 行動が結果に変わる
詳しく見ていきましょう。
考え方が変わる
まず、最初に本を読むと考え方が変わります。
何故なら、多くの言葉を知ることになるからです。
多くの言葉を知ると自分の気持ちや考えを豊かに表現することが出来ます。
例えば
わーい、幸せ
自分が心地よく思ったり、欲が満たされる瞬間を人は「幸せ」と表現します。
「幸せとは」と説明できるのは「幸せ」という言葉を知っているからです。
逆に「幸せ」という言葉を知らない人は「幸せ」について考えることが出来ません。
つまり、多くの言葉を知るということは、多くのことを考えることができると言うことになります。
なので、より突き詰めて解釈するなら「考え方が変わる」というよりは「考えが増える」と言った方が正しいのかもしれません。
世界の見え方が変わる
言葉を知り、考えが増えると、世界の見え方も変わってきます。
例えば
「雲の形で明日の天気が分かる」という本を読んだ人と、読んでない人では同じ雲を見ていても、着眼点がまるで違いますよね。
世界にはこの雲の着眼点と同じようなことが溢れかえっています。
「コンビニが絶対に儲かる仕組み」という本を読んだ人はコンビニの見方が変わるし、「お金持ちになる方法」という本を読んだ人はお金持ちの見方も変わります。
つまり、普段から本を読んでいる人と読んでいない人では、1つのものから得られる情報が変わってくるということになります。
行動が変わる
「お金の仕組み」という本を読み、お金の知識が身につけば、読む前と行動が少し変わります。
例えば
- 民間保険のほとんどは不要
- 新築のマイホームの購入のリスク
- 宝くじは当たらない
- クレジットカードの危険性
- 投資の始め方
などを知れば、保険に入っていた人は保険を解約したり、新築のマイホームの購入を考えていた人が再検討したり。
読んだ後と読む前で、真逆の行動を取る可能性さえ十分に考えれます。
そして、その行動はどんな形であれ必ず新しい結果を招きます。
合わせて読みたい記事 ⇨ほとんどの保険が不要な理由 ⇨新築マイホームの購入が危険な理由 ⇨宝くじは当たらない ⇨クレジットカードに潜む罠 ⇨投資を始める前に絶対知っておきたいこと
行動が結果に変わる
お金持ちになる方法を読んで行動したのに、お金持ちになれないじゃん!結果が出てないじゃん!
本を読んだ意味ないじゃん!
確かに言われてみるとおかしいですよね?
「成功する方法」や「お金持ちになる方法」という本が大量に売れているのにもかかわらず、ほとんどの人はなれていません。
その理由については以下の記事を参照してください。
しかし、実は結果は出ているんです。
「お金持ちになれなかった」という結果が。
自分が望んだ結果にできるかどうかは、本を正しく読めているかが鍵になります。
正しい本の読み方
正しい本の読み方って何だよ!
正しい本の読み方は次の2つです。
- 作者が伝えたいことを考えて読む
- 自分の考えを誰かに話す書く
ただ文字列を読むだけでは意味がありません。
先ほど、着眼点について少し書きましたが、当然ながら本も読む人によって得られる情報が違います。
作者が伝えたいことを考えて読む
僕が愛読している著者デール・カーネギー氏の”人を動かす”の一節をお借りして解説します。
自動車王ヘンリー・フォードが人間関係の機微にふれた至言を吐いている
「成功に秘訣というものがあるとすれば、それは、他人の立場を理解し、自分の立場と同時に、他人の立場からも物事を見ることのできる能力である」。
人を動かす
作者であるデール・カーネギー氏は何を伝えたかったのでしょう?
僕が感じたのは以下の通りです。
- 作者はヘンリー・フォードを尊敬しているということ
- 成功の秘訣を作者も大切にしている
- 他人の立場から物事を見るのは非常に難しく、多くの人はできていない
ポイントは正しくある必要はないということ。
作者が本当に伝えたいことなんて、誰にも分かるはずがありません。
重要なのは、少しでも作者の意図を汲み取ろうとすることで自分にはない視点を得れるかどうかです。
そうすることで着眼点が増えて、「ただ読むだけ」では得られない裏の意図が見えてきます。
合わせて読みたい記事 ⇨裏の意図について
自分の考えを誰かに話す書く
読書の最終形態は友人に話すことです。
読んで得た知識を自分の考えを含め、人に説明ができるまで自分の中に落とし込む必要があります。
話すことができるのであれば、本当に理解したと言えますが、出来ないのであれば本当に理解したとは言えません。
理解していなければ、世界の見え方も変わらないし、行動も変わらず結果も変わりません。
つまり、望んでる結果には辿り着けないということになってしまいます。
インプットしたらアウトプットするクセを身につけましょう。
合わせて読みたい記事 ⇨正しいインプットの方法
本を読む時間がない人の対処法
本を読む時間がない人の対処法は2つです。
- 隙間時間を使って読む
- audio bookなどを使って耳で読む
隙間時間を使って読む
本を読んだことがない人にありがちなのが、読書には多くの時間を使わなければいけないと思い込んでいることです。
確かに全てを読み終えるまで、時間はかかってしまいますが、一気に読む必要は全くありません。
むしろ、逆なんです!
心理学的に人間の集中力は5〜15分ほどしか保ちません。(もちろん個人差はある)
無理やり3時間読書をしたとしても、2時間45分は文字を眺めているだけのような状態になっている可能性が高いです。
なので、読書に使う時間は1日に5〜15分で構いません。
5〜15分なら通勤時間や、ふと空いた時間などに読めますよね。
仮に毎日15分読書を続けてたら、1ヶ月だと7.5時間、年間90時間(約4日)を読書に当てることになります。
僕はトイレに絶対、スマホではなく、本を持ち込むようにしてるよ
audio bookなどを使って耳で読む
audio bookは以前も紹介したんですが、本当にオススメです。
オススメする理由は4つ。
- 手を使わないからほとんどの隙間時間に利用できる
- 目が疲れない
- コスパが良い
- 本の質感を気にする必要がない
今まで、音楽を聞いていた時間は、ほとんどaudio bookかYouTubeによる音声でのインプット時間に変えました。
僕は本そのものも好きなので、両方利用していますが、活字嫌いな人からすると救世主のようなサービスですよね。
最初の1ヶ月は無料で聴き放題なのも地味に嬉しいポイント。
本について まとめ
- 本を読むと人生は変わる
- 本を読むと考え方→見え方→行動→結果の順に変化する
- 本は作者の意図を汲み取り読む
- 本の内容を話せないと理解したとは言えない
- 本は1日15分でいい
- 字を読みたくない人は耳で聴け
繰り返しになりますが、本を読むことで人生が変わるのは間違いない事実です。
そして、本を読んでも人生は変わらないと言う人たちは、そもそも本を読んだことがない人たち+統計的に所得の低い人ほど本を読む習慣がないとされています。
経済的に豊かな人が読書をする割合は90%近いのに対して、所得が低い人は2%ほど。
驚きですよね。
本を読まなければ絶対に成功できないとは言いませんが、このデータが表している数字は無関係とは言えないでしょう。
ちなみに、この記事を最後まで読んでくれた方は読書ができる人です。
この記事には3800文字近く書いているので、本だったら約6ページ分(1ページ600文字程度)。
今回の記事を機にあなたも読書を始めてみませんか?