自分の意見を否定されるのが怖い
そんな悩みを解消します。
「将来、こんな事をしたいと思っている」「こんなことを思っている」といった自分の考えや人格を否定されるのは怖いですよね。
僕自身も今まで何度否定されてきたか分かりません。
その度に何とも言えない嫌な思いをしてきました。
しかし、最近では考え方が変わり、他人に否定されても以前ほど不快な思いをしなくなりました。
そこで今回の記事では、否定されても問題ない、いやむしろ、否定がチャンスのように思える考え方をご紹介します。
これまで他人から否定され頭を悩ませていた人は是非、参考にしてみてください。
- 自分の意見を話すのが怖い
- 叶えたい夢がある
- 否定されることが多い
自分を否定されるのが怖いと感じる方へ
まず、最初に否定されるのが怖いと感じる方へ伝えたいことがあります。
それは、否定されるのは、ある意味当たり前ということです。
何故なら、人類は皆「自分は正しい」と思い込んでいるからです。
自分の意に反する考え方・思いを受け入れるということは、自分の正しさを否定することに繋がるので、結果的に「他人を否定する」という形になります。
なので、まずは「自分が否定されている」ではなく「全員が否定しあっている」という認識を持ちましょう。
否定されても否定してはいけない
そして、もう一つ否定されるのが怖いと感じる方に伝えたいことがあります。
それは否定されても否定してはいけないということです。
何故なら、否定は自分にとっても、他人にとっても危険なものだからです。
先ほど、人は皆「自分は正しい」と思い込んでいると説明しました。
「自分は正しい」と思っているから他人を否定することで、自らの正しさを肯定する。
この流れを一度でも経験し、自分の正しさを肯定することに慣れてしまえば、他人を否定する以外で自らを肯定する手段を見つけることが極めて困難になります。
なので、他人に否定的な人は、最早反射で否定しているようなものです。
本人はその事実に気付いてもいないでしょう。
脳は自分と相手の違いを認識できない
当然、否定的な人は嫌われます。
そして嫌われるだけではなく、他人の否定は自分をも否定することに繋がるということをほとんどの人は気づいていません。
何故、他人の否定が自分の否定にも繋がるのか?
それは脳が相手と自分の区別をすることができないからです。
言葉の持つ力という記事でも解説しましたが、意識的に相手と自分を認識できても、深層部分では相手と自分の区別がついていません。
他人がレモンや梅干しなど食べるシーンを見た際、自分の口にも唾液が出てくるように、意識と無意識とでは捉え方が違うのです。
それと同じことが他人を否定した時にも起きます。
例えば「お前は間違っている」と他人に言った場合、自分が言われたのと同じだと脳の深層部では感じているので、結果自分が否定されたと無意識レベルで感じることになります。
つまり、結局
否定しても得する人間は誰もいない
ということです。
なので、例え否定されても、自分だけは否定しないというスタンスを持ちましょう。
否定されたらチャンス
前項で否定に対しての捉え方が少し変わったと思います。
そこから更にもう1段階、捉え方を変えて『否定されたらチャンス』と思えるようになりましょう。
何故、否定されたらチャンスなのか?
理由は以下の2つです。
- 競合が少ない
- 変化の前触れ
順番に解説します。
競合が少ない
あなたの考え・アイデアが多くの人に否定されればされるほど、それはチャンスである可能性が高いです。
何故なら、『誰もやりたがらない』もしくは『誰もが無理だと思っている』からです。
ビジネスチャンスの見つけ方という記事でも解説しましたが、多くの人が『不』を感じているところにチャンスはあります。
逆に誰もが肯定するもの・チャンスだと思っているものにどれだけ可能性があるでしょうか?
自分よりも遥かに知識も経験も能力も上の存在がひしめき合っている世界は本当にチャンスと言えるでしょうか?
「みんなやってる」という理由で始めたもので、どれだけの人が火傷をしたでしょうか?
チャンスは「みんながやってない」ところにあります。
なので、あなたの意見がもし否定されたら、悲観せずチャンスだと捉えましょう。
変化の前触れ
否定されるとネガティブな気持ちが沸きますが、ネガティブな感情の先に何が待っているか考えたことはありますか?
実はネガティブな感情の先に待っているのは変化なんです。
例えば、何か新しいことを始めようとした時に、「そんなの上手くいかないからやめとけ」と言われると『不安』『恐怖』『躊躇い』など様々なネガティブな気持ちが沸いてきます。
実はこのネガティブな感情の正体は変化に対するものです。
人は変化を死ぬほど嫌い、変化の前触れを感じると人は途端にネガティブな感情を起こします。
そして、ネガティブな感情によって行動することをやめ、いつもと変わらない日常へと戻っていきます。
では、もしネガティブな感情を無視して行動を起こせばどうなるのか?
変わることができます。
つまり、もし誰かに否定されてネガティブな感情が自分の中で起こったら、それは変わるチャンスだということです。
合わせて読みたい記事 ⇨あなたが変われない理由
大事なのは常に行動を起こす事
いくら否定の中にチャンスがあったとしても、行動しなければ何の意味もありません。
行動の先が仮に失敗に終わったとしても、一つの経験として自分の中に蓄積され、その経験はどこかで必ず役立ちます。
ブログで例えると収益が出なかったとしても、書き続けたブログは残るし、文章を書くのに費やした時間や思考は違う場面で必ず活きてきます。
それさえ理解していれば、いくら否定され、結果がどうなろうとも行動し挑戦した時点で成功は掴んでいるのと同じようなものです。
夢は否定の向こう側にある
自分の夢や目標を他人に話したら「無理だ」とか「やめてた方が良い」と良くも悪くも言われるでしょう。
しかし、否定されて行動を起こさずにいると未来はずーっと変わりません。
それだけは考えずともハッキリと分かります。
否定に負けず、夢や目標に向かって一歩でも前に進む事が何より大事。
そして進み続けると、否定の声がもう届かないぐらい自分が前進していることに気がつくはずです。