変わりたい・・・
でも変われない・・・
こんな悩みを解消します。
今まで何度も変わろうとしてきたけど、その度に失敗してきた経験はありませんか?
それもそのはず、人には変われない理由がたくさんあるからです。
でも大丈夫です。
理由があるということは対策が打てるということ。
なので、今回の記事では人が変われない3つの理由と対策方法をご紹介します。
この記事を読んで、これまでの変われなかった自分に終止符を打ちましょう。
- いつも同じ日々を送っている
- 変わりたいけど変われない
- 心理学に興味がある
人が変われない3つの理由
よーし、今日からダイエットだー
こんな風に意気込んでも、人が変化を継続させることが出来ないのは、ホメオスタシスが働くからです。
ホメオスタシスとは簡単にいうと、現状を維持させようとする人間の本能のようなもの。
詳しくは以前の記事を参照してください ⇨ホメオスタシスとは?
ホメオスタシスは以下の3つを使って現状を維持させようとします。
- クリエイティブアボイダンス
- コンフォートゾーン
- マインドブロック
カタカナがたくさん出てきましたね。
詳しく解説していきます。
クリエイティブアボイダンス
クリエイティブアボイダンスとは、創造的回避とも呼ばれ、自分の変化に対して言い訳を無限に生産する能力のことです。
一体、どこにステータスを振り分けているんだとツッコミたくなりますが、人間にとって変化とはそれほどまでに苦痛を伴うことの証明に他なりません。
例えば
ダイエットを始めようとした場合の言い訳
- 今日だけだから
- 無理をしたら逆に健康を損なうから
- ちょっとだから
- 誕生日だから
- クリスマスだから
- パフォーマンスが下がるから
- 明日、朝が早いから
- 目が悪いから
- 元気が出ないから
- ストレスが溜まるから
- 食べ物の賞味期限が切れるから
- 友人に悪いから
- 昨日我慢したから
- 寒いから
- 熱いから
など、どう考えても関係のないものも、やらない理由に結びつけるほど人は変化に対して無理やりネガティブなイメージを作り出します。
これは、僕だけが言ってるわけでなく、多くの人が体験したことがあると思います。
もし、あなたが「現状を変えたい」と思った時に、やりたくない理由が頭に浮かんだら「あ、クリエイティブアボイダンスだ」と認識してみてください。
コンフォートゾーン
コンフォートゾーンとは、安心領域とも呼ばれ、無意識のうちに自分が楽だと感じる環境のことです。
例えば
ブラック企業に勤めて、毎日朝6時から夜の12時まで働き続ける毎日。
転職した方がいいのは分かっていても、なかなか行動に移せないのは、その人にとってのコンフォートゾーンが今の職場(ブラック企業)だからです。
そこに+クリエイティブアボイダンスが加わり、
次の職場もブラック企業かもしないし・・・
それなら慣れてるこっちの方がマシ。
完全にコンフォートゾーンの罠ですね。
新しいものを拒んでいては、いつまで経っても自分を変えることは出来ません。
マインドブロック
マインドブロックとは、いわゆる常識と呼ばれるものです。
ブラック企業に疲れ果てて、「休みたい」と思っても「みんなに迷惑がかかる」「無断欠勤はいけないことだ」と自分の中にルールや思い込みを作り出すのはマインドブロックが働いているから。
これって、おかしいですよね。
悪いことをしているのはブラック企業の方なのに、マインドブロック(常識)によって人は自分の中に勝手に制限をかけてしまっています。
合わせて読みたい記事 ⇨常識を疑うべき3つの理由
変わるために必要なこと
前回の記事同様、ホメオスタシスがどれだけ強烈なものかは理解していただけたと思います。
人が変われない理由が分かったところで対策を見ていきましょう。
変わるために必要な3つこと
- モチベーションに頼らない
- 自分を信じる
- 習慣化
詳しく見ていきましょう。
モチベーションに頼らない
変わろうと思うならモチベーションに頼ることをやめましょう。
モチベーションに頼った行動は長続きしません。
何故なら、モチベーションは自分でコントロールすることができないからです。
人は感情の生き物です。
そして、忘れる生き物でもあります。
どんなモチベーションもいずれは消えてしまいます。
思い返すと、これまで変わることに失敗してきた大部分の理由はモチベーションに頼り続けてきたからではないでしょうか?
もし、あなたがモチベーションに頼ることをやめることができれば、それは既に1つ『変われた』という証明になります。
モチベーションについてより詳しい記事はこちら ⇨モチベーションに頼ってはいけない3つの理由
自分を信じる
何か新しいことを始めると結果が出るまでに「本当に上手くいくのだろうか?」など不安が生まれますが、これもホメオスタシスの働きによるものだと自覚しましょう。
ホメオスタシスは油断すれば、すぐに変われない理由を突きつけてきます。
その時に変われるか否かを分かつのは、自分を信じられるか否かです。
自分を信じることにリスクはありません。
今はまだ弱い光かもしれませんが、どんなことでも継続し続けることができれば、最後に待っているのは成功だけです。
僕たちは継続できない壁にいつも苦しめられていますが、ある意味、継続は凡人にとって希望でもあります。
合わせて読みたい記事 ⇨自信をつけるたった1つの方法
今の自分が最低だと認める
現状の自分が最低だということを認めましょう。
そうすると言い訳が出来なくります。
今が最低であることを認めることが出来たなら「次の会社もブラック企業だったらどうしよう」そんな心配も言い訳もしなくて済みます。
そして、最低であるということは、後はもう上がるしかありません。
つまり良くなる未来しか待っていないということ。
認めましょう、全てはそこから始まります。
合わせて読みたい記事 ⇨正しい自己否定の方法
誰でも持ってる才能
ホメオスタシスは新しいことを始める際、邪魔者のように感じますが、1度味方につけることが出来れば、最強のスキルに変わります。
以下のような流れを目指しましょう。
- 自分の邪魔をしている存在を把握する
- モチベーションに頼らず、自分を信じ、今が最悪であることを認める
- ホメオスタシスを味方につける
ここまで読んでいただきありがとうございます。
人の95%は行動できないので、もしあなたが行動を起こすことができたなら、上位5%の存在になることができます。
「諦めなかった先の結末は勝利しかない」ということを忘れずに行動を起こし続けていきましょう。