株式投資を始めれば何で儲かるの?
そんな疑問を解消します。
株式投資と言えば、株主優待・高配当なんてキーワードをよく目にしますが、実は株での利益の出方にはいくつか種類があるのをご存知でしょうか?
今回の記事では、株で利益が出る仕組みと株式投資を始める上で大切な要素を3つご紹介します。
※MUP week32 より
- 株は本当に儲かるのか知りたい
- 株で儲かる仕組みを知りたい
- 株式投資を始めようと思ってる
合わせて読みたい記事 ⇨5分で分かる株式会社の仕組み ⇨証券会社の4つの役割
株式投資で儲かる3つの仕組み
株式投資には利益の出方が3種類あります。
- 株主配当
- 株主優待
- キャピタルゲイン
それぞれをしっかりと把握し、目先の利益だけで判断しないようにしましょう。
株主配当
株主配当は保有している株の数と配当価格で得られる金額が変わります。
仮に1株当たりの配当額が1000円で30株保有している場合。
1000円×30株=3万円となります。
基本的に株式会社の利益は全て株主のものですが、利益全てを株主が得ていては会社に利益が残りません。
なので、株主はいくら利益を得て、会社に利益をいくら残すのかを株主総会で決めます。
株主にとっても、会社にとっても株主総会は重要なイベントということですね。
株主優待
株式会社にとって、株はあまり売って欲しくありません。
何故なら、長く保有してもらった方が株価が安定するからです。
株主に長い間、株を保有してもらうための施策として、始まったのが株主優待。
日本ではメジャーですが、海外ではほとんど見られない施策となっています。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインには2種類があります。
- 買った時よりも高く売って得られる利益
- 高い時に借りて売り、安い時に買い戻して返した時の差額の利益
買った時よりも高く売って得られる利益はそのままです。
株価が1000円の時に買い、株価が2000円になった時に売れば1000円の利益となります。
高い時に借りて売り、安い時に買い戻して返した時の差額の利益は空売りと呼ばれるものです。
株価は下がっても上がっても儲かる人はいるということになります。
株式投資を始める上で大切な3つの要素
株式投資を始める上で大切な要素は3つあります。
- 情報
- タイミング
- 方法
この中で特に重要となるのが情報となります。
何故なら、情報によってタイミングも方法も変えていく必要があるからです。
では、情報とは具体的にどこのことなのかを見ていきましょう。
市場
今後、伸びる市場なのかを見ます。
例えば、動画市場であれば、今後成長する見込みがありますよね。
そこで、とある企業が動画事業を始めるというニュースが流れたとします。
このニュースだけを鵜呑みにせず、次に行動を見ます。
行動
動画事業を始めるといった企業がどのような人員配置・投資活動をしているのか、行動を見ていきましょう。
すると、様々な情報が出てきますが、これもまた鵜呑みにしてはいけません。
行動をしっかりと数字に落とし込んでいく必要があります。
数字
企業の行動をキャッシュフローやIRから数値化し当てはめていきましょう。
キャッシュフローなどの見方は以下の記事を参照してください。
合わせて読みたい記事 ⇨5分で分かるキャッシュフロー ⇨損益計算書について
変動する株に惑わされない
当然ですが、株価は常に変動しています。
もし知識がなければ、常に変わり続ける株価の変動に一喜一憂することになりますが、株式の仕組みをしっかりと理解し、情報を把握していれば短期的な動きに惑わされることはありません。
喜んで10年間株を持ち続ける気持ちがないのなら、たった10分間でも株を持とうなどと考えるべきですらない。
ウォーレン・バフェット
投資の神様”ウォーレン・バフェット”も言葉を残しています。
長期的に上がると確信しているなら、短中期的にも上がる確率が高く、一つの小さな指標となるということですね。
次の投資のパートでは株式のより深い部分に触れていきます。