証券会社の4つの役割【経済投資スキル】

証券会社の役割

投資を始めないとまずいよな・・・

でも、投資ってよく分からない。

そんな不安を解消します。

これまでの記事で、投資は

  1. 自己投資
  2. 人脈投資
  3. 事業投資
  4. 経済投資⇦今回のパート
  5. 寄付投資

の順でやろうとお伝えしました。

今回の記事では、いよいよ経済投資に入っていきます。

まずは、投資に失敗しないためにも、証券会社の仕組みをよく理解していきましょう。

※MUP week28より

こんな人向け
  • 投資を始めたい
  • 証券会社の仕組みを知りたい
  • 投資で失敗したくない
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⇨自己投資について人脈投資について事業投資について

投資をする上で重要なこと

人生をデザインする

投資をする上で重要なことは、稼ぐことではなく、自分の理想の人生をデザインすることです。

なので、まずは20〜70歳の間にどんな人生を歩んでいきたいのかをデザインしましょう。

例えば

  • 定年まで仕事をしたくない
  • 若いうちから自由な生活をしたい
  • 仕事はほどほどにしたい

など。

投資はそのデザインに合わせてしていくことになります。

投資は何のためにするか

投資は未来のためにするんじゃないの?

確かに間違いではありませんが、投資は基本的に『今』のためにするものだと考えましょう。

投資を始めると、金利という言葉が嫌でも付き纏ってきますよね。

その金利の恩恵は投資を始めることで受けることができます。

例えば、自分の資産100万円が年間5%ずつ増えると思うと安心することができ、安心できるから何をするにしても余裕を持つことができます。

焦りは何をするにしても、失敗の原因になってしまうので、今の生活に余裕を持つためにも、浪費は出来るだけ控えて、投資に回すようにしましょう。

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⇨老後の心配は無駄

証券会社の4つの役割

コンパス

証券会社ってどこを選べば良いの?

何のためにあるの?

証券会社には4つの役割があります。

  • 委託売買業務
  • 自己売買業務
  • 引受業務
  • 募集・売り出し業務

順番に解説します。

委託売買業務

委託売買業務は、投資家と繋げる・仲介する役割があります。

簡単にいうとブローカー(繋げ役)ですね。

自己売買業務

ディーラー

自己売買業務は買い取って売る役割があります。

投資家が証券会社を通さず、自由に株や債権を買うことができたら、在庫がなくなってしまうので、証券会社がある程度、在庫を抱えています。

簡単にいうと金券ショップみたいな感じです。

引受業務

国や企業、各自治体にお金が必要になった時、債権や株を発行します。

それを一旦、証券会社が預かり、投資家に売り捌く業務を引受業務といいます。

預かった債権や株を売り捌くことができなければ、証券会社が買い取らなければいけません。

なので、証券会社の商品の中にはどうしても売りたいものが存在しています。

他にも引受業務には面倒な手続き全般(書類作成など)もしています。

募集・売り出し業務

募集・売り出し業務は、引受業務と違って、証券会社が買い取る必要のないものです。

証券会社の歴史から見る仕組み

証券会社は手数料で利益を出しています。

今となってはオンライン証券会社が主流ですが、昔はオフラインしか存在しませんでした。

オフラインでの証券取引は市場のようなもので、人が集まって競り落とすような形で行っていました。

この市場に出向き競り落とす人を場立ちと呼んだそうです。

では、オフラインとオンラインで何が違うのかを見ていきましょう。

昔:オフライン

オフラインは手数料が高く、片道で大体1.5%ほども取っていました。(買い売りで3%)

1.5%って高いの?

1.5%は高すぎます。

年間の利率が3%だった場合、売り買いの手数料だけで消えてしまいます。

増えるどころか減ってしまう可能性すらあるのでオフラインで証券取引は絶対にしないようにしましょう。

現在:オンライン&オフライン

先程も説明した通り、証券会社は手数料ビジネスです。

オンラインでの手数料は無料or数百円なので、必ずネット証券を利用しましょう。

FP・保険営業・証券マン・銀行員から話を持ちかけられても買ってはいけません。

証券会社の種類

証券会社には以下の2種類あります。

  • 主幹事会社
  • 幹事会社

順番に解説します。

主幹事会社

主幹事会社は、国・企業・自治体から債権や株を一旦預かり、売り捌く依頼を受け、他にも、先程書いた書類作成なども引き受けます。

幹事会社

主幹事会社

預かった債権や株を主幹事会社が持っているリストだけでは売り捌くことができないので、幹事会社にも売ってもらいます。

仕事→主幹事会社→幹事会社

と構造的には工事などと同じですね。

オススメの証券会社

選ぶべき証券会社は前述した通り、ネット証券であることが基本です。

順番に解説します。

松井証券

松井証券の特徴は以下の通りです。

  • 1日の約定代金合計50万円以下の株式取引手数料は無料
  • NISA株式取引手数料は恒久無料
  • 「ロボアドバイザー」が無料で利用できる
  • 「QUICKリサーチネット」が無料で利用できる

他にも積み立てニーサや、未成年口座の対応もしています。

株主優待生活の桐谷さんが使っていて、知っている人も多いかもしれませんね。

多くの投資家に愛されている証券会社です。

松井証券

楽天証券

楽天証券の特徴は以下の通りです。

  • 最低100円から投資信託の購入が可能
  • 楽天カードで投資信託を購入できる
  • 楽天ポイントで投資信託を購入できる
  • 投資信託の残高に応じて楽天ポイントもらえる
  • 海外の商品も数多く扱っている
  • 日経新聞が無料で読める
  • ポイント投資をすると楽天ポイントが上がる

楽天ユーザーは言わずもがなですよね。

楽天カードを持っていれば入金の手間もかからないし、もらえるポイントも上がるし、利用しない意味が見つかりません。

宮本
宮本

僕もメインで使ってるよ!

DMM証券

DMM証券の特徴は以下の通りです。

  • とにかく初心者向け
  • レイアウトをカスタマイズできる
  • LINE対応もしている
  • 各種取引が手数料無料(業界最安値)

DMMは証券よりも動画などの方が有名かもしれませんね。

手数料が安いことは投資をする上でも重要なポイントとなるので、投資のやり方次第では作るべき証券講座です。

DMM証券

証券会社 まとめ

投資をする上で切っても切れないのが、証券会社です。

証券会社の仕組みと役割の理解を深めることで、更に投資で失敗する確率を下げることができるので、しっかりと押さえておきましょう。

次の経済投資のパートでは、リスクとリターンについて解説していきます。

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