株式投資を始めたいけどよく分からない・・・
そんな悩みを解消します。
投資の中でもメジャーなのが株式投資ですが、肝心の株式会社の仕組みを理解しなければ、失敗する原因となってしまいます。
なので、今回の記事では株式投資に失敗しなために株式会社の仕組みをご紹介します。
これから株式投資を始めたいと考えている方は是非、参考にしてみてください。
※MUP week31 より
- 株式会社に勤めている
- 株式投資に興味がある
- 投資で失敗したくない
合わせて読みたい記事 ⇨MUPとは
株式会社の仕組み
株式の歴史は東インド会社の船で胡椒を取りに行くリスクをみんなで分散することから始まりました。
この仕組みは現代でも、あまり変わりません。
資本金を元に株を発行します。
資本金が1000万円の会社なら1000株を発行し、1株=1万円。
株を所有してる人が会社の所有者となります。
合わせて読みたい記事 ⇨自己投資を最優先させる理由
未上場企業の株取引はリスクが大きい
企業が未上場だと株の値段を好きに設定することができます。
しかし、未上場だと経営内部が不透明で見えにくいため、詐欺のリスクが大きくなります。
騙されないためにDue Diligenceと呼ばれる、企業の価値や法律に関わる資産の調査を行います。
上場するとは
株を売買する度に、一々調査していては企業にとっても、投資家にとっても大きな手間と時間がかかってしまいますよね。
そこで、ある一定の基準を満たした企業は日本取引所グループの会員になることができ、会員になれば、調査の手間を省くことができます。
この会員になることを上場する(IPO)といいます。
- 東証一部
- 東証二部
- 東証マザーズ
- ジャスダック
東証一部が最も厳しい基準となっていて、下にいくほど緩くなります。
上場すると企業は経営状態を株主に公開しなければなりません。
経営状態の情報提供をIR(Investor Relations)と呼び、株式投資を始めるなら、公開されたIRを読んでいく必要があります。
上場するメリット
取引の手間が省ける以外にも企業が上場するメリットがあります。
- 社会的信用が段違い
- 資金調達が容易くなる
- 健全な経営体制ができる(?)
- 社員のやる気が上がる(?)
- 創業者利益の享受
株式について知らなくても、上場企業という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
それぐらい社会的信用を得るということです。
創業者利益に関しても資本金が1000万円だった会社が上場したことによって、10億などに跳ね上がるので大きなメリットと言えます。
上場するデメリット
上場することは良いことだらけに見えますが、もちろん上場にもデメリットはあります。
- 上場継続の費用
- 株主総会の手間
- IR
- 買収のリスク
- 経営の長期的な視野
- 幅広い株主の実現
賛否はあるかもしれませんが、現代において上場はメリットよりもデメリットの方が大きいかもしれません。
株式会社の仕組み まとめ
株式会社は株主のものです。
株を保有していなければ、代表取締役でさえも雇われにしか過ぎません。
そして、株主が求めているのは利益です。
より利益を生み出せるものが株主総会で決められ、役員として選出されます。
就職・転職・投資を考えている方はホームページの「社長からのメッセージ」ではなく、IRや株主構造を把握する方が本当の意味での成功を手にすることができるかもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。