URLとドメインって何が違うの?
そんな疑問を解消します。
ブログを始めようと思い調べていると、たくさんの専門用語が出てきて、頭がどうにかなりそうですよね。
普段はあまり意識しないけど、改めて「URL」と「ドメイン」の違いについて考えてみると、よく分からなかったり、他にも「キャッシュ」や「IPアドレス」なども意味が全く分からない!
そんな方は僕以外にもたくさんいるはず。
そこで今回の記事では、webに関する知識をご紹介します。
webのことがほとんど分からないという方は是非、参考にしてみてください。
- webマーケティングに興味がある
- アナログ人間
- ブログをこれから始めたい
Google AdSenseの仕組み:パーソナライズ表示
まずは、Google AdSenseの仕組みについて解説します。
サイトを見ていると出てくる広告は、何故か自分に関連する、もしくは興味のある事柄のものが多いですよね。
あれはパーソナライズ表示と呼ばれる、4つの顧客分析をして表示させる広告となっていています。
パーソナライズ表示させるためにする顧客分析は大きく分けて4つ。
- 検索クエリ
- 媒体カテゴリ
- 過去訪問媒体
- 端末情報
順番に解説します。
顧客分析①:検索クエリ
検索クエリとは検索キーワードのこと。
実際にどういうものかというと【雇われ 労働者 脱出】など検索する言葉ですね。
検索したクエリ(キーワード)に近いものを、あらゆるコンテンツで広告として表示させています。
自分の興味があるものが広告に出てたら、ついクリックしちゃいますよね。
よくできてるよね!
顧客分析②:媒体カテゴリ
媒体カテゴリとは、検索結果のことです。
例えば【雇われ 労働者 脱出】と検索し、表示されたwebサイト(検索結果)を見ている人=【雇われ 脱出】に興味がある人。
なので【雇われ 脱出】に関連する広告が表示されます。
転職とか、たまにちょっとズレたのが出てくるけどね。
顧客分析③:過去訪問媒体
過去に訪問した=今も興味があるかもしれないと判断されます。
なので、過去に訪問したサイトに近い広告が表示されることもあります。
自分が普段、どんなサイトを見てるかバレてる・・・
顧客分析④:端末情報
端末情報は位置情報などを使って、関連性のある広告を表示させます。
例えば
大阪にいたら、たこ焼き屋が表示されるなど。
なんで位置情報が分かるかは次の章で解説するよ。
トラッキングについて
Googleは何で検索したキーワードやサイトを知っているの?
確かにGoogleがどのようにして、僕たちの調べたワードや、いる場所を把握してるか気になりますよね。
そこでGoogleがどのようにしてパーソナライズ表示させているのかを解説します。
Googleは4つの技術を使ってパーソナライズ表示をしています。
- cache
- IPアドレス
- Cookie
- session
順番に解説します。
技術①:cache(キャッシュ)
キャッシュとは貯蔵を意味し、HTMLやCSSのデータを貯蔵しています。
Googleは面倒を省くため、あなたが一度行ったサイトの情報を貯蔵してコピーし、そのコピーを顧客分析に使っています。
そのデータのコピーがキャッシュと呼ばれるものです。
1度目よりも2度目の方がサイトの表示速度が早くなるのはデータが蓄積されてるからなんですね。
しかし、キャッシュはコピーなので、原本の方が更新されたとしてもコピーには反映されないという欠点もあります。
なので知ってる情報と食い違ったり、中々更新されない場合はキャッシュを消去すれば解決出来るかもしれません。
キャッシュを消去するには(⌘+shift+R)で消すことができます。
技術②:IPアドレス
たまに「IP 123.4.56.7.890」みたいな数字がありますよね。
あれはIPアドレスと呼ばれ、あなた宛の住所みたいなものです。
例えば
【お金持ちになる方法】で検索
【お金持ちになる方法】で検索
了解、あったあった!
あれ?この情報はどっちのユーザーに渡すんだっけ?
分からなくなっちゃった
ということを防ぐためにIPアドレス(あなた宛の住所)があります。
厳密には端末の住所ですね。
IPアドレスはスマホやパソコンが、ブラウザに接続された時に発行され接続の種類は2パターン。
- Wi-Fi(固定)
- 基地局(変わる)
Wi-Fiは家やカフェでネットに接続する時に使い、Wi-Fiの位置は毎回変わったりしないので、固定されたIPアドレスを使うことになります。
基地局はモバイルデータとも言い換えることができ、モバイルデータは各地域ごとに大きなWi-Fiが電波を飛ばしているみたいなもので、外にいる時は基本4Gと呼ばれる電波と繋がることになります。
そして、実は位置情報の特定はこのIPアドレスを使ってされているんです。
よく勘違いされるのはGPSによって、場所を特定されてるというもの。
しかし、スマホやパソコンは情報を映し出すただのモニターに過ぎず、スマホやパソコンを1台1台GPSなどを使って特定している訳ではありません。
例えば
東京の渋谷でスマホを使った場合
〇〇について調べよ
渋谷でのIPアドレス発行しまーす
渋谷であなたのIPアドレスが発行されたので、Googleはあなたの位置情報は「東京の渋谷」と特定することができます。
新幹線に乗っている時、電波が途切れ途切れになったりするのは、各基地局に次々と繋がり・切断を繰り返しているからなんですね。
技術③:Cookieとsession
Cookie(クッキー)とキャッシュは一緒にされることが多いですが、全く別物。
Cookieとは2回目以降は自動で入ることができる入館証のようなもの。
先程も書きましたが、スマホやパソコンはただのモニターです。
使う場所が変わり発行されるIPアドレスが変われば、サーバー側からすると、同じスマホなのか分からなくなります。
そうなった場合、毎回毎回、Facebookなどログインし直さないといけませんよね。非常に面倒です。
それを防ぐためにCookieがあります。
Googleは閲覧履歴や購入履歴をCookieを使って知ることができています。
session(セッション)はCookie(入館証)の有効期限。
有効期限はサーバー側で好きな時間を設定することができます。
URLとドメインの違い
ドメインは「https://mymaxblog.com」←ここまで(大きな棚)
URLはhttps://mymaxblog.com/〇〇○←この○の部分を示します。(棚の何段目)
ブログで役立つweb知識 まとめ
- Googleが広告を狙って出せるのはパーソナライズ表示(顧客分析)をしているから
- 顧客分析ができるのはキャッシュ・IPアドレスがあるから
- キャッシュとはHTML(情報)をブラウザに保存(コピー)する技術
- IPアドレスは注文された情報をどこに送るかの住所
- Cookieは2回目以降、自動で入れる入館証
- sessionは入館証の期限や条件
少し複雑ですが、この仕組みを知っておいて損はないので理解しておきましょう。
逆にこの仕組みを理解すれば、webマーケターへの道は開かれます。
とは言え、基本中の基本みたいなものなので、ここから更に複雑で細かな知識も理解していかなければなりません。
分からないことが出てきたら、その都度勉強し、理解を深めていきましょう。