なんで継続ってできないんだろう?
そんな疑問を解消します。
極論ですが、継続さえすることができれば人はどんな分野においても人智を超えたパフォーマーになることが可能です。
しかし『物事の継続』それは人にとって永遠の課題ともなっています。
今回の記事では、人はなぜ継続することができないのかを順序立てて解説していくので、継続が苦手という方は是非、参考にしてみてください。
自分の弱点を知り補うことで、きっと改善に繋がると思います。
- 継続が苦手
- 自分の弱点を克服したい
- ホメオスタシスについて知りたい
ホメオスタシスとは?
人にはホメオスタシスという現状維持機能が備わっています。
生命を維持しようと無意識に働く本能のようなものです。
まばたき・呼吸・心臓の鼓動などもホメオスタシスの一部。
実は継続できないのも、このホメオスタシスが深く関係しています。
詳しく見ていきましょう。
三日坊主を乗り越える施策
「三日坊主」という言葉はよく聞くし、身に覚えのある方も多いのではないでしょうか?
もちろん、僕もあります。
この三日坊主もホメオスタシスで説明することができます。
ホメオスタシスは現状を維持するための機能。
つまり、あなたを変えさせはしないと3日目でホメオスタシスがあなたの行動を止めに入るのです。
例えば
- 忘れさせる
- 面倒だと思わせる
など、どれも現状を維持させるために自分自身が無意識的に強制させられてることなのです。
なので、ほとんどの人が体験したことがあるはず。
しかし三日坊主は工夫で乗り越えることができます。
例えば
- 忘れないために行動表を目に着くところに貼る
- 面倒でもせざるを得ない状況を作る
など。
昔から三日坊主という言葉があるのは皆、本能的に知っていたからでしょうね。
物事を始めた時は、まず最初の壁(三日間)を乗り越える事を意識してみてください。
行動習慣は3週間
行動習慣とは片付けや掃除・日記・サプリを飲むなど、簡単にできることです。
よく「まずは3週間チャレンジ」なんて聞きますよね?
あれは行動を習慣化させようという目論見があります。
企業も色々な工夫を背景ではしているんですね。
身体の変化が伴う習慣は3ヶ月
ダイエットや筋トレなど効果が出始めるのが3ヶ月かかると言われていますが、習慣化させるのも3ヶ月かかります。
ジムやフィットネスで最も解約期間が多いのは始めてから3ヶ月以内と言われています。
そして3ヶ月を超えると大幅に解約者は減ります。
なので、ジムで働いている人たちは3ヶ月間、解約されないように最大限の工夫をしましょう。
ホメオスタシスはあなただけでなくトレーナーの方も泣かせにかかっています。
思考や発想は3年
思考や発想を変えるには3年かかると言われています。
最難関の壁ですね。
最近は「石の上にも3年」という考えが古いとよく聞きます。
企業に3年勤めることや、辛い時期を乗り越えるために「石の上に3年いる必要はない」という解釈だと思うのですが、大切なのは3年間耐えることではなく、3年かけて頭の中身を変えることにあります。
何も考えずに3年間企業に勤めても、何も変わらないのでそういう意味で使うなら「石の上にも3年」いる必要はありません。
長年生きてきて凝り固まった頭の中身を違うものに変えるには3年はかかるので、勉強は3年を目安にしましょう。
大切なのは「始める」よりも「やめる」こと
物事を継続できない理由はホメオスタシスが邪魔をするからです。
- 忘れさせる
- 面倒だと思わせる
- 言い訳をさせる
など、どれも既存の習慣が関わってくるので、ダイエットを始めようと思う方は「間食」「お酒」などの既存の習慣をまずは取り除かなくてはいけません。
いくら走っても、いくら食事制限をしても、悪い習慣を続けている限り結果は出ないし、いずれは継続も悪い習慣によって阻止されてしまいます。(言い訳を作る材料にされる。など)
なので、まずは「始める」ではなく「やめる」ことから始めると継続への手掛かりになるかもしれません。
合わせて読みたい記事 ⇨モチベーションに頼らない生き方
ホメオスタシスはなくせない
ホメオスタシスが働くから継続するのが困難だと分かりました。
これは逆に考えると1度習慣化したものはホメオスタシスが良い方向に働いてくれるということです。
例えば、僕の場合はブログを書くという習慣は現状維持機能により意識しなければやめることができないのと同じ。
辛い時期を乗り越えることができたら、その先はきっと理想の自分が待っているはずなので、諦めずに虎視淡々と前進していきましょう。