上に立つ人間が絶対にしてはいけない3つのこと【否定・他責・放置】

部下が言うことを聞かん!使えない奴らだ!

そんな勘違いをぶっ飛ばします!

部下が言うことを聞かない=使えないと思っていませんか?

実はそれ勘違いで、使えないのはあなたの方かもしれません。

え!?

僕が言ってるんじゃないですよ?

部下の人たちが言ってたんです。

衝撃的ですよね。

なので、今回はそんなことを言われないために必要な考え方をご紹介します。

本記事の内容見出し
  • 上に立つ人間とは
  • 上に立つ人間が絶対にしてはいけない3つのこと
  • 人に動いてもらうために必要なこと

参考記事

全ては自己否定から始まる

上に立つ人間とは

上に立つ人間ってどんな人?

様々な人がいます。

  • 能力が高い人
  • 年齢が高い人
  • 人柄がの良い人
  • たまたま選ばれた人

どんな形であっても、人の上に立つ以上してはいけないことが共通してありますので詳しく見ていきましょう。

上に立つ人間が絶対にしてはいけない3つのこと

人の上に立つ人間がしてはいけないことは以下の通り。

してはいけないこと
  • 否定
  • 他責
  • 放置

シンプルですが、ほとんどの人はしてしまっています。

してはいけないこと① 否定

「お前は間違っている!」そんな怒り方をしてしまっていませんか?

そんな怒り方では部下は一向に良くなりません。

何故なら、人は誰しも自分が正しいと思っているからです。

部下からすると上司の方が間違っていると思っているので、上司がいくら間違いを指摘しても、その場で少し修正するだけで、上司が目を離せば再び自分の正しさを行います。

そして、全ての人は否定されることを恐れています。

上司から否定され続け、ノイローゼになり自殺という話をよく聞きますよね?

否定とはそれほどまでに危険な行為なので絶対にやめましょう。

してはいけないこと② 他責

他責も多くの上司がしてしまっています。

確かに、自分がしたわけではない失敗の責任を本人に求めたくなる気持ちはわかりますが、部下の失敗も元を辿れば自分のマネジメント不足が原因です。

まずは、そこをしっかりと認識し、部下の失敗は自分の失敗という心構えでいましょう。

してはいけないこと③ 放置

「怒られている内が花」なんて言葉がありますが「こいつは何を言っても、もうダメだ」と放置していませんか?

言い聞かせるだけ時間の無駄と最低限の仕事だけをさせる。

その結果、生まれるのは部下たちの不満です。

「何故、真面目にやっている俺たちの方がしんどい思いをしなければいけないんだ!」と人は良くも悪くも同じ待遇を求めます。

部下1人の放置は、組織全体に悪影響を与えるということを認識しましょう。

人に動いてもらうために必要なこと

どうすれば部下は動いてくれるんだ・・・

そのヒントは自分にあります。

部下を動かしたいあまり、問題が部下にあると思い込んでしまっていませんか?

先ほどの「他責」の部分で少し触れましたが、部下の失敗は上司の失敗です。

つまり、部下が動かないのは上司に問題があるということです。

詳しく見ていきましょう。

全ての原因は自分にある

多くの人はあまりにも無謀なことをしようとしています。

それは自分を変えずして他人を変えようとする行為

自分ができないことを人にやらせようとするのは無謀だと思いませんか?

例えばこんなやり取りがあったとします。

上司「この書類をコピーしておいてくれ」

部下「はい、分かりました」

数分後、書類を受け取りに行くと、まだコピーしていない部下に対して「コピーしとけって言っただろ!」と叱咤。

この場合、悪いのは部下でしょうか?

そうです、違います。

正しく期限を定めなかった上司に責任があります。

期限が分からないなら聞けよ!

そんな風に怒ったところで、それは他人を変えようとする考え方なので、部下が変わることはありません。

大切なのは自分を変えること。

「この書類を5分後に取りに来るからコピーしといて」その言葉一つで部下は上司が来るまでにコピーをするでしょう。

変えたのは自分の言い方だけですが、それだけで部下は動くようになりました。

なので、部下が動かないのであれば、自分に原因があると考え改善していきましょう。

他人の自己重要度を高める

少し、動くようになったけど、部下にもっと動くようになってほしい。

そんな時は相手の自己重要度を高めてあげましょう。

例えば、先ほどと同じように

上司「この書類を5分後に取りに来るからコピーしといて」

部下「はい、分かりました」

取りに行きコピーができていたら、褒めてあげる。

そうすると「他にコピーするものはありませんか?」

「他にすることはありませんか?」と部下の動きはより良いものになっていきます。

そんなに上手くいくか?

確かに部下の取った行動はたかがコピーを取っただけかもしれませんが、人は自分の全ての行動・存在を重要視されたいと心では願っています。

それはコピーを取るという行為さえ、例外ではありません。

たまにニュースに出たいから、注目されたいからと犯罪に手を染める人がいますが、あれは自己重要感を日常の中では得れないから違う形で満たそうとした結果です。

なので、たかが〇〇しただけとは思わず、全ての行動に重要感を持たせることが人を動かす上ではとても大切なことだとしっかり押さえておきましょう。

まとめ

  • 人は誰しも自分が正しいと思っているから否定はしない
  • 部下の失敗は自分の失敗
  • 人は平等性を求め、違いに不満を感じる
  • 他人を変えるには自分を変えるしかない
  • 人に動いて欲しかったら自己重要感を与える

ある1人の少年は生まれた頃から目が見えず、自分の人生にずっと絶望していました。

しかし、1人の女性がその少年の聴力を称賛する機会があり、その時に少年は「新しい人生が始まった」と感じたそうです。

そして、その少年は後に「スティーヴィー・ワンダー」として世界的に有名な歌手として名を馳せることになります。

もし、その女性がいなければ間違いなく「スティーヴィー・ワンダー」が生まれることはなかったでしょう。

そう考えると、僕たちが日頃から何気なく発している言葉にも目には見えないところで何かを生み出しているかもしれません。

どうせ生み出すならダメなものではなく良いものでありたいですね^^

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