なんで、働いても働いてもお金持ちになれないんだろう?
生活が一向に豊かにならないよ・・・
そんな疑問を解消します。
少しずつだけど、収入は毎年増えているのに生活が一向に良くならないと感じている方は、かなり多いのではないでしょうか?
もしかしたら、その原因は知識不足によるものかもしれません。
正しい知識を身につければ、日々の生活がよくなるだけでなく、人生を通じて豊かになることができます。
そこで今回の記事では、最低限知っておきたいマネーの知識をご紹介します。
日々の暮らしを向上させたいと思っている方は是非、参考にしてみてください。
- 支出を減らしたい
- お金の知識を身につけたい
- 貯金を増やしたい
お金の勉強が生活を豊かにする理由
お金に関する正しい知識がなければ、多くのお金を失うことになります。
何故なら、お金の知識がなければ永遠に他人にお金を取られ続けることになるからです。
野球のルールを全く知らない人が野球で勝てるはずがありませんよね?
資本主義の日本で、お金の知識がないということは、ルールを知らないままゲームに参加するのと同じです。
なので、お金の正しい知識を身につけましょう。
理由①:支出に差が出る
お金の知識がない人は払わなくても良い余計な支出を払うことになり、お金の知識のある人は払わなくても良い支出は抑えることができます。
お金の知識がある人 | お金の知識がない人 |
手取り20万円 | 手取り20万円 |
支出:5万円 | 支出:10万円 |
残金15万円 | 残金10万円 |
収入が同じでも最終的に手元に残るお金は違います。
月々、5万円の出費に差があれば、年間だと60万円です。
10年だと600万円。
知ってるか知らないかだけで、大きく差が開いてしまいます。
理由②:現状を知ることができる
普通に企業で働いている方のほとんどは、恐らく収入が増えていません。
何故なら、日本のGDPは下がり続けているからです。
そして、税金や年金は上がり続けています。
GDPとは国内総生産のことです。
簡単に説明すると日本の稼いだお金のこと。
こちらは2017年のGDPランキング。
なんと32位・・・
みんな一生懸命働いています。
決して遊んでいる訳じゃないにも関わらず、全然稼げていません。
更に国ではなく、1人当たりのGDPだと
驚異の154位です。
下から数えた方が早く、最早ほとんど稼げていない状態。
日本が豊かな国であることに変わりはありませんが、そう遠くない未来ではどうなっているか分からないというのが正直なところです。
一方、これまで日本より貧しいと言われていた東南アジアの国々は給料が3倍ぐらい上がり続けています。
理由③:情報量が膨大
お金の種類はこんなにあります。
- 税金
- 負債
- 資産
- 投資
- 消費
- 浪費
- 収入
- 支出
- 保険
- 控除
お金に関する知識は膨大なので、全部を学ぶより必要になればその都度、学んだ方が効率はよくなります。
しかし、その中でもベースとなる知識だけは押さえておきましょう。
最低限知っておきたい!マネーの知識
最低限知っておきたいお金の知識とは税金のことです。
- 所得税
- 住民税
- 社会保険
税金の知識は複雑化されていて、その複雑さに見た瞬間、拒絶反応を起こす人もいるでしょう。
税金、分からなからもうダメだ。
ほっとこう。
しかし、それでは搾取され続けることになるので、諦めずに順番に見ていきましょう。
最低限知っておきたいお金の知識①: 所得税
所得税とは言葉の通り所得にかかる税金です。
給料ー控除=課税所得←ここにかかる税金
収入に応じて支払う額も変わります。
5%〜45%まで
勘違いしやすい部分が「自分の収入は300万円だから10%かかる」ではなく、年収の300万のうち195万円までは5%で、195万円以上の収入に対しては10%がかかります。
195万円の5%で約9.7万円
残りの115万円の10%で約11.5万円
9.7万円+11.5万円=21.2万円
(厳密には控除などが加わりもっと安くなります。)
所得税は源泉徴収として毎月、給料から天引きされています。
会社が控除を含めた計算をしてからザックリ引いて、年末調整で多く払い過ぎた分が返ってきます。
12月の給料が少し多いのはそのためです。
『所得税は先払い』と覚えましょう。
最低限知っておきたいお金の知識②:住民税
住民税も所得税と同じ、課税所得にかかる税金です。
こちらは全国一律で10%。
よく地域によって変わると勘違いされていますが全国一律10%です。
なので年収300万円の人にかかる住民税は30万円!
(厳密にはこちらも300万円ー控除=課税所得×10%=大体12万円ほど)
しっかりと控除を含めた計算をすると
年収が300万円の人は所得税+住民税=大体17.5万円になります。
『住民税は後払い』(特別徴収)のシステムなので
去年の給料で計算しないといけませんので、転職などで給料が下がった方は注意してください。
最低限知っておきたいお金の知識③: 社会保険
社会保険は少し複雑で健康保険(医療保険) 年金保険・労働保険などをまとめて社会保険と呼びます。
そして、社会保険は4〜6月の給料によって計算されます。
かかる税率もそれぞれ違っていて更に複雑になっています。
それぞれ分けて見ていきましょう。
社会保険① 健康保険(医療保険)
健康保険は10%(会社が半額負担)
社会保険② 年金保険
年金保険は国民年金と厚生年金があり、国民年金は全員が金額を固定されています。
厚生年金は18%(会社が半分負担)
社会保険③ 労働保険
労働保険は雇用保険と労災保険があり雇用保険は1%(会社が半分負担)
労災保険は会社が全額負担。
年収300万円の人の税金
年収が300万円の人がかかる社会保険料は合計約43万円となります。
全て含めると、所得税(5.5万円)+住民税(12万円)+社会保険(43万円)=60.5万円
なんと1/5が税金によって持っていかれます。
それに加えて消費税は10%。
1ヶ月は消費税でただ働きしてるようなものですよね。
税金だけも、自分の収入から多額のお金が失われています。
そして、保険・ローン・生活費・その他、様々なところから、あなたの財布は狙われています。
何も知らなければ、対策できずに搾取され放題な訳です。
マネーの知識 まとめ
- 知識がなければこれからどんどん格差が広がる
- 日本は全く成長してない(むしろ崩壊)
- 税金は種類が多いので最低限の知識は身につける
- 日本は税金取り過ぎ
やっぱり、税金に関するお話は少し、複雑なように感じますね。
ですが、難しいからと放置していては本当にずーっとお金を取られ続ける生活が待っています。
なので、正しい知識を身につけ、少しでも人生を豊かなものにしていきましょう。