プライドと誇りの違い【プライドは成長の妨げになる】

新しいことになかなか挑戦できない。

そんな悩みを解消します。

長いようで短い人生、できるだけ後悔は少ない方が良いですよね。

だからこそ、新しい仕事・新しい趣味・新しい勉強など、マンネリを脱出するために様々なことに挑戦してみたいけど、後一歩踏み出せないという方は結構多いのではないでしょうか?

実はそれ、プライドが邪魔してるのかもしれません。

そこで今回の記事では、『プライドとは何なのか』そして、『プライドは捨てた方が良い理由』をご紹介します。

年齢に捉われずに成長したいという方はぜひ、参考にしてみてください。

こんな方向け
  • プライドと誇りの違いが知りたい
  • プライドが高い
  • 素直になれない

プライドと誇りの違い

プライドと誇りって何が違うの・・・?

プライドと誇りの違いは、『自分軸』か『自分以外軸』かにあります。

厳密には、プライドと誇りにきっと違いはありません。

一つの捉え方として「こんな意見もある」と思い読み進めてみてください。

自分軸と自分以外軸

『自分軸』と『自分以外軸』を例えるなら、ピカピカに磨かれた自分の像がプライド。

Mr.プライド
Mr.プライド

東大卒だ!俺は偉い。

ピカピカに磨かれた自分の大切なもの(誇り)となります。

誇りを持つ人
誇りを持つ人

この子は僕の誇りだよ。

こんなイメージ。

自分が頭を下げるのをプライドが邪魔をするというなら、それは自分の像が汚されたと感じるからで、誇りを守るために頭を下げられるのは自分の像は汚れても良いから自分の大切なものは汚させない。

そのような印象を受けます。

この発想に至ったのは僕が高校生の頃、居酒屋でバイトをしていた時に店長がプライドには2種類あると言っていたからです。

店長
店長

良いか、みやもっち。

プライドには2種類あって、1つは頭を下げないプライド。

もう一つは家族を守るために頭を下げるプライドやで。

あの日、店長が言っていた2種類のプライドとは何だったのか?

プライドという言葉を直訳すると二つ意味が出てきます。

誇り」と「自尊心」です。

あの日の店長がここまで考えて言ったか分かりませんが、店長は家族(誇り)のために頭を下げることができる立派な人だなと今でも思います。

プライドは捨てた方がいい理由

プライド

ふん、プライドを捨てるなんてあり得ない。

俺は高学歴で大企業に勤めているんだ。

プライドを捨てろなんて戯言だ!

果たして本当にそうでしょうか?

僕は成長するにはプライドは捨てるべきだと考えています。

何故なら、分からないことや出来ないことを受け入れられず、失敗することを恐れることになるからです。

確かに失敗しなければ自分の像はピカピカのままでいられます。

少し考えてみて欲しいのですがピカピカの自分の像など誰が見たいと思いますか?

空から黒い雨が降ってきても大切なものを守れず自分を守るので精一杯。

雨が過ぎ去った後、その場に残っているのは綺麗なままの自分だけです。

それも一つの人生なのでしょう。

否定はしません。

しかし、もし自分が汚れることを厭わずに大切なもの、好きなものを守り抜くことができていれば、きっと素敵なものに囲まれた人生を送ることもできていたはずです。

プライドというのはそんな素敵な人生を送れたかもしれないあなたを妨げる原因になり得るのです。

そんなものは捨てるべきだと思いませんか?

誇りを持った方がいい理由

誇り

プライドを捨てた後に誇りがなければ人生は空っぽになってしまいます。

その観点から見ても誇りは持った方が良いと言えますが、僕が思う誇りを持つべき理由はもう一つあって、それは誇りだと思っていたものから誇りだと思われる側になるからです。

少し伝わりにくいと思うので、また例を出します。

例えば

自分に子供ができたとします。

子供の自由を守るためにプライドを捨て、ありとあらゆる苦難を受け入れました。

そして、あなたの努力の甲斐あって、いつしか立派に育った子供のことを誇りに感じるでしょう。

その時は「お前は俺の誇りだ」と素直に言ってあげてください。

子供はきっとこう答えるはずです。

父さんこそ僕の誇りだよ」と。

いつの間にか誇りだと思っていたものから、あなたが自身が誇りと思われる存在になっているのです。

子供は誰より親の姿を見て育ちます。

「失敗は恥ずかしいことだ」

「俺に恥をかかせるな」

そんなことを言われて育つ子供が失敗を恐れない子に育つ可能性は低く、あなたがプライドを守るために生きていれば子供も同じくプライドを守る人生を歩むでしょう。

しかし

「いくらでも失敗をしろ、責任は俺が取ってやる」

「周りからどれだけ笑われたって俺だけはお前を誇りに思う」

そんな言葉をくれる存在がいると、子供にとってどれだけ心強いかは言うまでもありません。

プライドと誇りの違い まとめ

  • プライドはピカピカの自分の像
  • 誇りはピカピカの大切なもの
  • プライドを持ったままだと寂しい人生を送る可能性が高い
  • 誇りを持った人生は素敵なものに囲まれた人生になる

とは言え、プライドを捨てて誇りを持つというのも簡単な話ではありません。

僕自身も少し前までプライドが邪魔をしてできないことがたくさんありました。

でも、よく思い返してみると

「そもそも誇りを持てるほどのことをしてこなかったなー」なんてことに気づきました。

それもそのはずで、プライドが邪魔をして挑戦してこなかったから・・・

「って、あれ?誇れるものもなくて、今までの自分のプライドって一体なんだ?めっちゃくだらねーぞ!?」

「そんなもん捨てちまえ捨てちまえ!」と

気づいてからは心のあり方が変わって随分、成長ができましたので

もし、あなたが人生をどこか不自由に感じているなら一度プライドを捨ててみるのも悪くないかもしれません。

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