はっ!俺にできないことなんてない!
その考え方は直した方がいいかもしれません。
ビジネスにしろ、日常にしろ、人生をより良く生きていく上でとても重要な姿勢は『謙虚さ』です。
今回は何故、謙虚でなければいけないのかを解説していきます。
この記事が読み終わる頃には、たちまちあなたの中の傲慢は消えていくことになります。
謙虚な人になるべき理由
結論から書くと、謙虚になるべき理由は、学び続けることができるからです。
そして、学びを続ける限り、いくつになろうとも人は若くいられます。
では何故、謙虚だと学び続けることができるのかを見ていきましょう。
合わせて読みたい記事 ⇨プライドを捨てた方がいい理由
謙虚であることが学べる3つの理由
謙虚であることが学べる理由は以下の通りです、
- 人の話を素直に聞くことが出来るから
- 人に頭を下げることが出来るから
- マイナスをプラスに変えることが出来るから
詳しく解説します。
人の話を素直に聞くことが出来るから
謙虚な人は相手の話を聞くことに重きを置いています。
何故なら、自分が完璧ではないことを理解しているからです。
相手の話を聞いて、吸収し自分のものにしようとする姿勢が謙虚さを作り出します。
すなわち、傲慢であることは「自分は何でも知っている」「自分に分からないことはない」という思い上がり甚だしい考え方ということになります。
自分が傲慢だと理解できないという時点で謙虚な人には既に負けています。
僕は他人と比較することは基本的にしません。
人は持っている知識・スキル・センス・好きなものなど、前提となるものが違うので、他人との違いに一喜一憂させるのは時間もエネルギーも無駄だと感じているからです。
しかし、ビジネスで重要なのは比較すること。
比較し、データ化(見える化)をすることで、製品・サービス・確かなクオリティを世に送り出すことができます。
つまり、度が過ぎる傲慢さは目を曇らせ、まともに比較さえもできなくなっている状態なのでビジネスをする上でも成長できない要因となってしまうことになります。
人に頭を下げることが出来るから
誰かから何かを教えてもらう場合、その人は師となります。
しかし、「師だから敬う」訳ではなく「敬えるから師となり得る」だと僕は考えています。
例えば
学歴の低い奴から学べることなんて何もねーよ
と考えていた場合、自分より学歴の低い人からは何も学べません。
確かに勉学という面で学べることは少ないかもしれませんが、その人と自分の違いや、自分が知らないことを相手が知っていることは100%あります。
つまり「コイツから学べることは何もない」という台詞は、「相手から学べるもの何一つを見つけられない」と言っているようなものです。
雑草からでも学べることは絶対にあるんやで
大袈裟ではなく、僕は実際に思っているし、本当に学べることがあります。
むしろ、僕は雑草のことをどれだけ知っているんだろう?
よく考えてみたら、雑草の種類すら知りません。
まずは自分が見ている雑草の名前を知ってみる、それだけでも学びで、師となります。
マイナスをプラスに変えることが出来るから
生きていると不幸と呼ばれるものからは逃げることができません。
そんなときも、謙虚さは活きてきます。
何故なら、不幸の原因を他人に求めないからです。
「〇〇のせいでこうなった」というようなことは言わず「自分の何がいけなかったのだろう?」
そんな思考をすることで、本当の改善に繋がります。
合わせて読みたい記事 ⇨軽率な4つの行動
謙虚とセルフハンデキャップは別
謙虚とセルフハンデキャップは全くの別です。
セルフハンデキャップって何?
セルフハンデキャップとは自分は大したことがないと評価し、他人にもそう思ってもらうことを指します。
一見、「謙虚と一緒じゃん」と感じるかもしれませんが、実は謙虚な人が謙虚であるのは、他人から謙虚だと思われたいからではありません。
全ては「自分のため」というのが本音です。
謙虚であることが学べることだと知っているが故に謙虚な姿勢になりますが、セルフハンデキャップは「他人に思われたい」が目的となります。
その背景には
「責任を負いたくない」
「難しい仕事を振られたくない」
など、言い訳の材料しかなく、学ぶつもりなど毛頭ありません。
自分の「謙虚さ」が一体どっちなのか、今一度、考えてみてください。
謙虚さのまとめ
- 謙虚さとは学び続けることである
- 謙虚であることが学べる理由は3つ
- 人の話を素直に聞くことが出来るから
- 全てのものは師であり、敬意を持てるから
- 不幸でさえも経験だと受け取ることが出来るから
- 謙虚さとセルフハンデは全くの別物
子供の成長が早いのは単に成長期というだけでなく、知らないことだらけなので、「早く沢山知りたい」という気持ちがあるからです。
しかし、子供に対して謙虚とは思いませんよね。
それは圧倒的に素直だからです。
なので、「何で?」を連発したり、親の真似を沢山しますよね。
素直であることは何より成長に繋がります。
僕たち大人はいつ素直さを捨ててしまったのでしょうか?
この記事がそれを考えるキッカケになれば幸いです。