読書って意味あるの?
そんな疑問を解消します。
あなたにとって、本はどんな意味を持ちますか?
僕にとって、本は人生を豊かにしてくれるものです。
しかし、ただただ文字を眺めていても人生は豊かにはなりません。
重要なのは、本の中身を人生に反映させること。
そこで今回の記事では、本の『読書効率を上げる方法』もとい、『人生を豊かにする読書術』をご紹介します。
本に興味のない方もある方も人生を豊かにするヒントがきっとあるので是非、参考にしてみてください。
- 読書が苦手
- 読書が大好き
- 人生を変えたい
読書効率を上げる3つの方法
読書効率を上げる方法は次の3つです。
- 作者の伝えたいことを理解しようとする
- 作者の伝えたいことを理解しようとする
- 本の内容をアウトプットする
順番に解説します。
読書効率を上げる方法①:作者の伝えたいことを理解しようとする
言葉の裏には何かしらの背景が存在します。
その意図を汲み取ろうとすることが、読書効率を上げるカギとなります。
何故なら、何も考えずに読むだけだと、取得できる情報は書かれている文字のみになってしまうからです。
例えば、”金持ち父さん貧乏父さん”という本では、一見お金持ちになるためのテクニックがたくさん書かれた本のように思われます。
でも実はマインド面について書かれている本だと僕は解釈しています。
もし、仮にお金持ちになるためのテクニックのみを情報として取得した場合、お金持ちになることはできるでしょうか?
答えは「NO」となります。
もし本に書かれたことを丸々実行するだけでお金持ちになれるのであれば、本の売れている数だけお金持ちになれている人がいるはずだからです。
著者である、ロバート・キヨサキさんが本当に伝えたいことは何か?
そこに思いを馳せることで、本に書かれてある以上のことを吸収することができるのです。
別に間違っていても構いません。
大切なのは本に書かれていること以外を学び取ろうとする意識です。
なので、この記事も文字からだけでは得られない情報を是非、抜き取って見てください。
読書効率を上げる方法②:先入観をなくして読む
読書をする際、どこか他人事のように感じてしまうことってありますよね。
「自分には関係ない」と。
そうではなく、正に自分に言われているのだという感覚を持つことで読書効率は上がります。
例えば、”人を動かす”という本には『人に好かれる6原則』という章があります。
その章で、「自分は嫌われ者だから・・・」「自分は好かれているから」といった先入観をなくして、まっさらな状態で読んでみましょう。
同じ本でもフラットな状態で読むのと、先入観を持って読むのでは感じること・気づけることが大きく変わってきます。
読書効率を上げる方法③:本の内容をアウトプットする
3つの中で最も重要なのが、読んだ本の内容をアウトプットすることです。
理由は次の3つ。
- アウトプットを前提としたインプットは記憶の定着に繋がる
- アウトプットがインプットになる
- イメージしやすい
順番に見ていきましょう。
アウトプットを前提としたインプットは記憶の定着に繋がる
人はアウトプット前提でインプットをすると記憶力が上昇します。
あるテストの実験で
- インプットの後にテストをする
- インプットの後にみんなに教える
という2つのグループに分けたところ、後者の方が点数が高かったという実験結果が出ました。
要するに何のためにインプットをするかが重要ということですね。
本を読むことが目的ではなく、読んだ後の自分をどのようにしたいのかを思い描くことで読書の効率化に繋がります。
アウトプットがインプットになる
単純に数の話になります。
仮にインプットが本を読むだけなら脳の中に情報を1度、入れただけです。
しかし、アウトプットすることによって記憶を引き出し、更に引き出した記憶を自分の声に出して、耳から再度インプットすることによって、2回インプットすることになります
アウトプット回数を含めると3回記憶の出し入れをしたことになるので、記憶として残りやすくなります。
イメージしやすい
人の記憶の優先順位は
- 感情
- イメージ
- 言葉
です。
本を読むだけだと、最も優先順位の低い言葉だけですが、アウトプットする前提だと話している自分、ブログに書く自分というイメージが浮かびます。
なので、優先順位が2番目のイメージを使うことができます。
そして、イメージは感情を引き起こしやすいです。
アウトプットを実際にすると、そこには何かしらの感情が必ずセットでついてきます。
なので、より一層、記憶の定着に繋がっていきます。
ブログ・友達に話す・YouTubeで話すなど、何でも良いので、とにかくアウトプットをしましょう。
読書効率を上げる方法 まとめ
- 作者の言葉の背景を汲み取ろうとすることで読書効率は上がる
- 先入観をなくして読書すると読書効率は上がる
- 読んだ本の内容をアウトプットすることで読書効率は上がる
僕自身、読んできた本の量はそれほど多くはありません。
しかし、大切なのは読んだ量ではなく、頭の中に何冊の本が入っているかです。
一冊だけでも構いません、読んだ本の内容を頭からいつでも取り出せるようにしておきましょう。