チャートの見方が全く分からん・・・
そんな悩みを解消します。
株価のチャートを見ると何だかよく分からない縦線がズラーっと並んでいて意味不明。
ググって調べても難しくて理解できない。
今回の記事では、そんな方でも簡単に理解できるようにチャートの見方を解説していきます。
※MUP week 33より
- 株のチャートが見れるようになりたい
- 株の買うタイミングを知りたい
- 株について知りたい
合わせて読みたい記事 ⇨5分で分かる株式会社の仕組み ⇨株式投資で儲かる3つの仕組み ⇨証券会社の4つの役割 ⇨ROEとは?【BPSとBPR】
株のチャートの見方
株のチャートの見方はたった3つだけ覚えれば大丈夫です。
- ローソク
- 移動平均線
- 出来高
順番に見ていきましょう。
ローソク
ローソクには2種類あって、白い方が陽線・赤い方が陰線です。
陽線は始まりの価格より上昇して終わったことを示します。(その日の取引が90円で始まり100円で終われば陽線)
逆に陰線は始まりの価格よりも下落して終わったことを示しています。(その日の取引が100円で始まり90円で終われば陰線)
ローソクからは投資家の動きや勢いを見ることができます。
(車の速度と同じで、勢いが強いと急には止まらず、勢いが少ないとすぐに止まる)
陽線(白い方):上昇して終わり
陰線(赤い方):下落して終わり
胴体=勢い
ヒゲ=反動
移動平均線
平均移動線は以下の3種類に分けられます。
- 短期線:5日
- 中期線:25日
- 長期線:75日
平均移動線からはどれだけの人が儲かったかが分かります。
平均移動線よりも終値が上にあれば儲かった人が多く、下にあれば儲かった人が少ないと判断できるでしょう。
出来高
出来高は売る側と買う側の売買成立量を表していて、出来高から投資家の注目度を見ることができます。
普段、出来高が低いのに急に上がっていると何か変化が起こったとを示唆します。
チャートから見る売り買いのタイミング
チャートの見方は分かったけど、売り買いのタイミングがよく分からない・・・
大前提として、チャートは株を売り買いする一つの指標でしかないことを理解しましょう。
前回からお伝えしているROE・BPS・BPR・EPS・PERやPL・IR・CFを総合的に考えて、買いか売りかの判断をしてください。
ローソクから見るタイミング
ローソクからは下落のサインを見つけることができます。
大陰線は投資家たちが迷いなく売りに出している状態なので、下落する可能性が高く、陽線の次にコマと呼ばれる陰線が現れたら投資家たちが迷っていることを示唆します。
そのまま下落する可能性もあり得るでしょう。
平均移動線から見るタイミング
平均移動線からは信頼性の高い指標を見つけることができます。
図のようにローソクと平均移動線が綺麗に並んでいる場合は保有を継続する指標となります。
こちらも図のように平均線を抜けたローソクはそのまま上昇する可能性が高いです。
ゴールデンクロス・デッドクロス
平均移動線にはゴールデンクロス・デッドクロスというものが存在します。
安値圏のゴールデンクロスは買いのタイミングで投資家の中では共通認識となります。
(逆に高値圏のデッドクロスは売りのタイミング)
ゴールデンクロス・デッドクロスはタイミングのズレをなくすために日足チャートで見ましょう。
自分の中でタイミングを作る
自分が欲しいと持っている株や持っている株の売買のタイミングを自分の中で作っておくと投資は楽になります。
例えば、平均移動線からローソクが〇〇%乖離したら売り、平均移動線にタッチすれば買いなど。
過去の統計を見て、自分の中で許容範囲を決めておくことで余計な情報に左右されることなく投資に臨むことができます。
投資は知識ももちろん必要ですが、それと同じぐらいメンタルも重要だということをおさえておきましょう。