何をやっても、なんで上手くいかないの!?
そんな疑問を解消します。
何かを新しく始めても、なかなか成果を挙げられない一方で、どんどん成果を挙げていく人たちもいますよね。
その差は一体どこからやってくるのでしょうか?
もちろん、スキルや能力も無関係ではありませんが、成果を挙げる人とそうじゃない人の最大の差は思考にあります。
そこで今回の記事では、何をするにしても必要不可欠な論理的思考の身につける方法をご紹介します。
物事を効率よく、そして早く成果を挙げたいという方はぜひ、参考にしてみてください。
- ビジネスを成功させたい
- 賢くなりたい
- 目標がある
論理的思考とは
論理的思考とは、感情に左右されずに物事を順序立てて、判断することができる思考のことです。
人間は感情の生き物ですが、ビジネスにおいて重要なのは感情よりも論理です。
感情だけではビジネスは絶対に上手くいきません。
何故なら、感情は数値化できないからです。
数値化できないものはデータを取ることができないので、物事を論理的ではなく、感覚的に進めてしまい、自分の行動が正しいのか間違っているのかも分からないままビジネスをすることになってしまいます。
なので、確かに裏付けされた理由を元にビジネスを始めていきましょう。
論理的思考を身につける方法
論理的思考を身につけるための方法が次の通りです。
- 思いこみは捨てる
- 正解・不正解よりも考え方を重視する
- 常に疑う
詳しく見ていきましょう。
論理的思考を身につける方法①:思いこみは捨てる
論理的思考を身につけるためには、思い込みを捨てる必要があります。
何故なら思い込みは論理的思考の妨げになるからです。
例えば「飲食店を出す場合は立地が大事」とよく聞きますよね。
確かに間違いではありません。
しかし、立地が大事な理由をちゃんと説明できる人ってあまりいないですよね。
なのに「飲食店を出す場合は立地が大事」とよく聞くのは何故でしょうか?
それは人が世間の認識を自分の意見かのように思い込んでいるからです。
一見、筋の通ったようなことでも、それを論理的に説明することができなければ、論理どころか思考さえも放棄しているのと同じ。
なので、思い込みは一旦捨てて、「何故そうなるのか?」と自分に問いかけてみましょう。
論理的思考を身につける方法②:正解・不正解より考え方を重視する
人は何故か物事を白黒ハッキリつけたがります。
例えば
- 立地が良いから成功する
- 立地が悪い方失敗する
など。
立地が良いから成功するのであれば、潰れるお店もほとんどないはずですよね。
逆に立地が悪いと誰もお店を出さないし、出したとしても潰れることになります。
しかし、本当はそんなことありません。
どんな場所でも上手くいく人はいます。
立地よりも本当に大切なのは「答えの求め方」です。
フェルミ推定と呼ばれる考え方を使って答えを求めましょう。
フェルミ推定って何だよ
フェルミ推定とは、パッと見て、答えが導き出せそうにないものを既にあるデータから論理的思考で答えを仮定する考え方です。
例えば、日本には蜂の巣が何個あるか?
パッと見て、こんなの分かるはずがありませんよね。
なので
- 日本の森林総面積
- 日本の蜂の種類
- 生息できる環境
- 蜂の総数
- 蜂の巣1つにつき平均何匹蜂がいるか
- 蜂の性質
など。
考えられることを全て当てはめ、答えを予測します。
この時に正解・不正解よりも考え方が非常に重要。
立地が良い=正解ではなく、何故、この立地なのか?何が良くて悪いのか?立地が良いメリット・デメリットは?と深く考え論理的思考を培っていきましょう。
論理的思考を身につける方法③:常に疑う
論理的思考を身につけるために常に疑うクセを身につけましょう。
見えてるもの、伝わってくる情報を鵜呑みにせずに、疑問を持つよに意識します。
例えば、ニュースで「〇〇の株価が上昇している」と報道されていても鵜呑みにしてその株を買ったりせず、しっかりと裏付けを取って考えなければ思考停止と同じです。
基本的にメディアなどで報道されている情報は視聴率を取るために誇張されていたり、裏側を話してなかったりするのでアテにならないものがほとんどなので、ニュースを見れば、裏の意図まで考えるクセをつけると良いですね。
論理的思考 まとめ
- 思い込みは論理的思考の妨げとなる
- フェルミ推定を使い論理的思考を鍛える
- 情報の鵜呑みは思考停止と同じ
何故、ここに店舗を出そうと思ったのか?
何故、この事業をしようと思ったのか?
その質問に答えられる人は意外と少ないです。
答えられないことがいけない訳ではありませんが、毎年8000以上の企業が潰れていくのと答えられないは、きっと無関係ではありません。
なので、ビジネスを始めるなら論理的思考を手に入れて、何となくではない本当の戦略を組み生き残っていきましょう。