目に見えないものって何?
大切なこと?
そんな疑問にお答えします。
世の中には目に見えないものがいくつも存在します。
目に見えないものを大切にできるか、できないかで人生は大きく変わることになるかもしれません。
今回の記事では、目に見えないものとは何か。
目に見えないものを信じることでどうなるのかをご紹介します。
目に見えない2種類のもの
目に見えないものには2種類あります。
- 物理的に見ることが困難なもの
- 概念的なもの
詳しく解説します。
物理的に見ることが困難なもの
物理的にというのは、人間の視力で見ることが難しいもののことです。
例えば
- 小さいもの
- 遠いもの
- 透明なもの
- 大きすぎるもの
- 遮られて見えないもの
など。
特別な条件が揃えば、視認することが可能なのが特徴です。
概念的なもの
概念的なものは、目に写すことができないものを指します。
例えば
- 感情
- 考え
- 幽霊
- 神
- 時間
など。
少し胡散臭く聞こえますね。(笑)
「目に見えないもの」と聞くとほとんどの人は概念の方をイメージするでしょう。
見えるものと見えないもの
見えるものと見えないものってどっちが大切?
結論からいうと、どちらも大切です。
ここで重要なのは、ほとんどの人は目に見えるものの方を大切にしようとしてしまっているということです。
形のあるものを守り大切にするのに対して、目に見えないものは蔑ろにしがち。
順番に見ていきましょう。
見えてるものはごく僅かしかない
僕たちは、見えてるものばかりに気を取られがちですが、実は目に見えてるものは、ごく僅かでしかありません。
というよりも、見えてるつもりになっているだけなんです。
例えば
人は視界に映る全てを見れているわけではなく、視界に写っている一部分しか見えていません。
これは脳の機能的な問題で、目に映る全ての情報をまともに処理していたら、エネルギーが足りなくなって死んでしまうからです。
興味がある方は少し実験してみて欲しいんですが、スマホって何万回と画面を見たことがありますよね。
ホーム画面のアプリ配置やアプリの数を答えてください。
恐らく誰も答えることができないはずです。
何故なら、脳はあなたにものを見せているようで見せていないから。
自分にとって重要でないものは脳の省エネのために見せようとしません。
つまり、見えてるつもりになっているだけ。
僕自身もそうです。
僕を構成しているのは、何十兆もの細胞が集まったもの。
今、見えていると思っているものでさえも、見えないものの集合体に過ぎないということです。
そして、僕たちは酸素や栄養素など、小さくて見えないものたちによって支えられています。
目に見えないものの方が大切
僕は、元々目に見えないものや科学的に証明できないものは信じてきませんでした。
別にそれを公言していたわけではないんですが、そういう態度が表に出ていたのか、過去に「目に見えないものの方が大切だ」ということを尊敬する人から言われたことがあります。
そんな態度や姿勢というのは目に見えない大切なものということが今なら分かります。
先程も書いた通り、人は見えているものに気が取られがちです。
しかし、人は見えているようで見えていない上に、見えているものも見えないものの集合体に過ぎません。
見えないからこそ大切にすべき
概念的なものに関しては、どうやっても目に写すことができません。
感情や考え方は多くの人は大切にしていますが、神や霊といった話になると訝しく思われる方も多いでしょう。
これこそ、昔の僕が言っていた「科学的に証明できないもの」=「信用に値しない」という考え方です。
しかし、いないということも証明できないということに、ある日気がつきました。
どちらにしても証明のしようがないなら、自分にとってプラスになる方を選択しよう。
否定ではなく、「もしかしたらいるかも」と受け入れてみた日から、否定は心がとても疲れるということを知り、今では多くのものを受け入れられる思考に至り、僕の人生は少しずつ豊かになりました。
今この瞬間だけは目に見えないものを大切さを感じてもらえると幸いです。