自分を認めて上げたい
でもこんな自分なんて・・・
そんな悩みを解消します。
いくら他人に認められても自分で自分を認めて上げることができないから、いつまで経っても自己肯定感が高くならない。
そんな風に思っている方も少なくないでしょう。
一般的にそのような状態を「自己否定感が強い」と言いますが、実はその自己否定は間違ったもので、真の自己否定は人生を豊かにすると僕は考えています。
そこで今回の記事では「真の自己否定とは何か?」そして、自分を変えるための具体的な方法をご紹介します。
この記事を読むと自分を認めるためのヒントを得ることができるでしょう。
- 自己否定が強いと思っている
- 自己肯定感を強くしたい
- 自分を変えたい
真の自己否定とは?
真の自己否定とは自己重要度を完全に0にし、現時点での自分に一切、期待をしないことです。
「こんな自分なんて好きになれない」とは、言い換えると「こんな自分を好きになりたい」という願望の表れなので、自己重要度の高い考え方とも捉えることができ、現時点での自分に期待をしてしまっている状態となります。
この考え方を仮に「偽りの自己否定」とします。
偽りの自己否定
「偽りの自己否定」は一度ハマってしまうと、抜け出すのに非常に苦労します。
何故なら、自己重要度は高いまま、しかし自分で自分を認めることができないというのは、行き詰まり状態と同じだからです。
行き詰まりの状態なのに、自己重要感が前に前に進めようとします。
よく(偽りの)自己否定感が強い人は「ありのままの自分を受け入れましょう」なんて意見を聞きますが、行き詰まった状態の自分を受け入れるのは少し無理があります。
この状態を抜け出すには『真の自己否定』をして自己重要感を一度0にする必要があります。
真の自己否定の始め方
真の自己否定をして自己重要度を0にするためには全てを捨てましょう。
- 自尊心
- 人間関係
- 物
- 時間
今持っている無駄なもの全てを捨てます。
そんなに捨てて大丈夫?
捨てたらどうなっちゃうの?
大丈夫です。
全てを捨てると、今の自分が最悪の状態だということに気がつきます。
それが認められないということは、まだ自己重要度が残っている証拠。
またいつもと同じ「変われなかった」結果だけが残るでしょう。
世の中は原因と結果の法則で成り立っているので、あなたがいつまで経っても自分を変えることができないなら、それはあなた自身の行動に原因があるからです。
原因を変えれば結果は必ず変わります。
今の自分より最悪の未来は絶対にきません。
まずは認めましょう、今の自分に価値など1mmもないと。
そして「これから先の自分が全てをかき集めていく」と誓いましょう。
全ては『真の自己否定』から始まります。
自尊心
これまでのあなたは「自分にプライドがない」と言いつつも劣等感に苛まれていませんでしたか?
超スペックの人や、幸せそうにしている人を見て自分との差に嫌な気持ちが湧き出ることはありませんでしたか?
それは自尊心が残っていたからです。
しかし自尊心を捨てれば傷つくものなどありません。
何を見ようと何を感じようと、あなたはあなたでしかないのです。
あなたはあの超スペックな人には絶対になれない。
しかし、逆も然りなのを忘れてはいけません。
あの超スペックな人もあなたには絶対になれないのです。
人間関係
時に人間関係は変わろうとするあなたの足を引っ張ります。
それは『善意』の場合も『悪意』の場合もあります。
しかし、例え『善意』でも『悪意』でも変わろうとするあなたの足を引っ張る存在は捨てなければなりません。
何故なら、あなたの変化=周りの変化だからです。
『善意』も『悪意』も根底にあるのは、あなたが変わることによって、「自分が変わってしまう」という恐怖や嫌悪です。
口では「お前のため」と言いますが本質は自分のためでしかありません。
変われないあの人は、あなたにも変わって欲しくないのです。
物
実は今まで大切にしてきた物は必要ないものだったりします。
僕の場合だと
- ゲーム
- 漫画
- 服
- 車
- など。
自分の身近にある物ほど、変われない原因でもあります。
物を捨てることを恐れることはありません。
原因と結果の法則によって、今あるもの捨てれば、必ず新しい物が手に入ります。
そして、いつも使っていた物を捨て、新しい何かを手にしたあなたは既にいつもと違うあなただということも忘れてはなりません。
時間
ゲームをしている時間。
必死に汗を流して働く時間。
素晴らしい知識を身につけていてる時間。
何をしていようとも流れる時間は同じです。
今まで変わってこれなかったのであれば、使っている時間を変える必要があります。
5年前で時間が止まってしまっていませんか?
5年前としていることが同じなのであればそれは過去に生きているのと同じです。
そんな時間は捨て、新しい時間を生きましょう。
真の自己否定 まとめ
軍隊などでは、新しく入隊した人に厳しい言葉を投げつけます。
あれは相手を完全に否定し、自己重要度を無理やり0にするパフォーマンスの一種です。
自己重要度の高い人が身を呈して戦うことなどできません。
僕たちも同じです。
ありのままの自分は世の中は受け入れてくれないかもしれません。
しかし、どれだけ自分を受け入れられなくとも、社会の中で戦うことを余儀なくされます。
戦場に出て、我が身可愛さに逃げ回っているだけではいつか必ずやられてしまいます。
そうならないためにも、今の自分を完全に否定し、新しい自分を目指していきましょう。