YouTubeなんて今更始めても、遅いんじゃない?
そんな疑問を解消します。
「YouTubeは今更始めても遅い」という声もありますが、実はそんなことはありません。
戦略を間違えなければ、まだまだ戦える場所なのに加えて、ビジネス面においても最強のツールといっても過言ではないです。
YouTubeを上手く活用すれば、どんなサービス・事業を始めても必ず成功させることができます。
そこで今回の記事では、YouTubeで成功させるニッチ戦略と99%が勘違いしているYouTubeのメリットをご紹介します。
これからYouTubeを始めたいと思ってる方は、この記事を読むことでどのような戦略を取れば良いのかがわかります。
- 事業で広告費に経費を割けない
- もっと店舗集客をしたいと考えている
- YouTubeで何を発信して良いか分からない
⇨クロスチャネルについて
YouTubeの3つのニッチ戦略
YouTubeで何を発信して良いか分からないという方は次の3つこと意識して発信していきましょう。
- 共感
- 知識
- 憧れ
YouTubeに限らず、発信者には全てに必要な考え方だよ。
順番に見ていこう!
ニッチ戦略①:共感
ニッチ戦略では、まず共感が必要となります。
例えば、自身がコーヒー専門店を開いているとした場合。
- あるある:コーヒーに関するあるある
- 思想:コーヒーに対する思い
など。
ニッチだからこそ、見てくれる層に刺さる共感内容を発信します。
ニッチ戦略②:知識
次にニッチな分野に合わせた知識の発信をします。
- オススメ:コーヒー豆/コーヒーの淹れ方
- 歴史:コーヒーの歴史
- 専門性:コーヒー豆の種類/コーヒー豆の仕入れ方
など。
見てくれるニッチな層に役立つ知識を発信しましょう。
ニッチ戦略③:憧れ
自分の発信する分野で憧れられるような発信をします。
- 交流:コミュニティ
- 活動:カフェでオシャレな朝活
など。
自分が見る側なら、どんなことに憧れを持つか考え発信していきましょう。
YouTubeを始めることによるメリット
何故、MUPはYouTubeをこれほどまでに重要視しているのでしょうか?
その理由はYouTubeのメリットがとんでもなく大きいからです。
YouTubeのメリットは次の通り。
- 税金がかからない
- 自動マーケティングができる
- 人間性の発信ができる
- 資本勝負ではなくコンテンツ勝負
MUPは広告費を一切使わずにYouTube戦略だけで、2020年の間に1000人から3万人まで生徒の数が増えました。
しかも月額8980円という高額なのにも関わらず。
僕は実際に増えていく様子をリアルタイムで見てきたので「そりゃあもう、やるしかない」って感じですね。
99%が勘違いしているメリットを紹介するよ!
YouTubeのメリット①:税金がかからない
実はYouTubeで99%が勘違いしているメリットは、YouTubeには税金がかからない無形資産であるということです。
例えば、自分が本業で1億円稼いだ場合。
その稼いだお金をYouTube(動画)に投資すると、経費になるので税金対策を取ることができます。
そして、投資したYouTubeに対してかかる税金はゼロなのに加えて、利益・恩恵がめちゃくちゃ大きく、コンテンツは永遠に残り続けます。
よく、稼いだお金に対して税金対策をしようと、不動産や車(有形資産)を購入するという話を聞きますが、実は減価償却率によって税金対策ができない仕組みになっています。
会社が黒字なのに倒産する『黒字倒産』は間違った税金対策を取ったことにより、手元に残るキャッシュを失ってしまうからです。
YouTubeのメリット②:自動マーケティングができる
YouTubeはGoogleの持つ膨大なデータが加味されたアルゴリズムによって、自動マーケティングを行ってくれます。
この仕組みはパーソナライズ表示と似ていて、自分の動画が何もせずとも勝手に興味のあるターゲット層に対して関連動画などで表示されることになります。
例えば、日頃から【コーヒー豆 焙煎 方法】とGoogleで検索をかけている人であれば、【コーヒー豆 焙煎 方法】の動画がYouTube内に関連動画として表示されるなど。
広告費ゼロで、自分の店舗・動画にリーチをかけることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。
YouTubeのメリット③:人間性の発信ができる
YouTubeで深い人間性を発信することは非常に重要となります。
何故なら、人は人に集まるからです。
例えば、歌手の場合。
音楽はCDで聴けば済むはずなのに、LIVEを開けば人が集まってきますよね。
これは歌を聴きに行ってるのではなく、歌手(人)に会いに行ってるのです。
なので、動画で人間性を出さなければ、関心を示してもらうことができません。
インスタやTwitterでも人間味の感じられない発信には人は集まってこないのと同じ原理ですね。
YouTubeのメリット④:資本勝負ではなくコンテンツ勝負
YouTubeは資本ではなく、コンテンツ勝負です。
例え大企業が100億円を突っ込んでも上位に表示されることはありません。
※Add(広告)表示は上に出てきますがクリック率はかなり低下します。
そして、コンテンツは大手よりも個人の方が面白いものを作れます。
YouTubeの秘密
次のうち、YouTubeをするにあたって重要なものはどれでしょうか?
- 再生表示回数
- 話し方
- 企画・制作
- 動画のクオリティ
正解は2.話し方です。
その理由を順番に解説していきます。
YouTubeの秘密①:YouTubeが求めているもの
YouTubeの求めているものは何でしょうか?
面白い動画?
クオリティの高い動画?
正解は『売上』です。
YouTubeは企業であり、株式会社です。
株主に稼いでいるということをしっかりアピールしなくてはいけません。
では、YouTubeはどのようにして、売上を出しているのでしょうか?
正解は『広告』です。
YouTubeは広告主からお金をもらうことで、利益を出しています。
YouTubeは『売上』のために動画を長く見てもらいたいし、『売上』のために多くの広告枠が必要です。
YouTube側からすると、クリエイターにお金を払ってでも動画を配信して欲しいのには、こういった背景が存在するんですね。
YouTubeの秘密②:面白い動画の基準
YouTubeは『売上』を伸ばすために出来るだけ多くの広告を出したいと思っています。
そのため、YouTubeは長くて面白い動画(広告がたくさん載せられる動画)を求めています。
では、YouTubeはどうやって面白い動画を判断しているのでしょうか?
正解は『視聴維持率』です。
面白い動画は途中で離脱しませんよね。
つまり、YouTube最後まで見られる動画を「面白い動画」という認識をします。
それに長く見られる動画は広告の表示回数が増えます。
上記のように再生表示回数が少なくても、長く見てもらった方が合計の広告表示回数は視聴維持率の高い方が、広告の表示回数は多くなりますよね。
つまり、YouTubeを配信する上で重要なのは、『再生表示回数』でも『動画の質』でも『動画の企画』でもなく、動画を長く見てもらうための『話し方』ということになります。
YouTubeの秘密③:YouTubeでの話し方
YouTubeで重要なのは『話し方』でした。
何故なら
- 話し方が上手いと最後まで動画が見られる
- 最後まで見られると視聴維持率が高くなる
- 視聴維持率が高いとたくさんの広告をうつことができる
- 広告が再生されれば広告費がYouTubeに入る
- YouTubeの売上が上がる
からです。
では、上手い話し方とはなんでしょうか?
以下の点を踏まえている話し方です。
- 最初にビジョンを話す
- 物事をハッキリと断言する/テンションを上げる
- キャロットフレーズの使用
ここからが面白くなってくるよ!
最初にビジョンを話す
YouTubeでの離脱立が最も高いのが最初の15秒間です。
上記の画像はYouTube内でのアナウンスです。
なので、動画が始まって15秒以内にビジョンを話すようにしましょう。
例えば「この動画を見れば、お金持ちになります」や「今から10分〜15分でコーヒーの淹れ方が完全に理解できます」など。
この動画を見れば、どうなるのかを最初の15秒以内に視聴者に伝えてあげます。
物事をハッキリと断言する/テンションを上げる
「かもしれない」では誰も信じてくれません。
間違ってても良いので、ハッキリと断言しましょう。
そして、話す時はテンションを高くします。
ボソボソ話すと聞いてる側の集中力も失われてしまいます。
間違ってたら、コメントで教えてくれるよ!
キャロットフレーズの使用
キャロットフレーズは『現状の否定』です。
例えば、「お金は使えば増える!?お金は使っても増えません!」など。
自分の考え・意見を述べて動画の価値を上げましょう。
トピックが被っていても、視点が被らない発信をしていきます。
YouTubeの秘密④:VEO上のタイトル
なんと、YouTubeに限らず、ネット上においてはタイトルだけで38%もクリック率が変わってしまいます。
なので、以下のことに気をつけてタイトルをつけましょう。
- 数字:10人中9人ができた/90%が改善
- 最新:年月日を都度更新
- 権威性:元CEO/現マーケター
- 狙った検索キーワードは必ず先頭に持ってくる
など。
SEOとVEOでは対策することの意味が若干違います。
例えば『ラテアート』というキーワードを狙っている場合。
プロバリスタから学ぶラテアートの5つの基本
ではなく
ラテアートの5つの基本【プロバリスタから学ぶ】10人中9人が5分でできた!
ラテアートを必ず先頭に持ってきて、しっかり権威性を含ませます。
数字を付け加えて、ついついクリックしたくなるタイトルとなります。
YouTubeの秘密⑤:エンゲージメントを上げる方法
エンゲージメントが上がってもYouTubeから評価を得ることができます。
なので、エンゲージメント率を上げる施策をしっかりと打ちましょう。
- 動画の途中で『いいね』や『コメント』『シェア』を促す
- 「正しいのはどちらでしょう?コメントで答えてください」などの問いかけ
- チャンネル登録をすることによるメリットを話す
- 「チャンネル登録で無料入学・参加・入部」など
ただ、見てもらうだけでなく、参加してもらうことが重要となります。
YouTubeのニッチ戦略 まとめ
- YouTubeは共感・知識・憧れを意識する
- YouTubeで最も重要なのは視聴維持率(を上げる話し方)
- タイトルだけで38%もクリック率が変わるので注意する
視聴維持率が高ければ、本当の良いの?と疑問に感じる方もいるかもしれませんが、実際に上位に表示されるものをYouTubeで観察すると、再生数に関係なくポテンシャルを秘めた動画(視聴維持率の高い動画)がしっかりと上に来ています。
なので、ドンドン挑戦していきましょう。
次回は、YouTube内のアルゴリズムについて解説した記事を書くのでお楽しみに!