サラリーマンがいずれ迎える3つのリスクと危機を乗り越える5つの方法

サラリーマンはリスクだらけ!?
知り合いがリストラにあい、生活に困っているのを見て、
なんだか不安になりました。
本当に私はこのままサラリーマンを続けてていいのだろうか?

結論、サラリーマンでいること自体はリスクではありません。

だからといって、何も考えずに毎日を送っていると、いざという時に危険なのは間違いないでしょう。

そこで、今回の記事では『サラリーマンがいずれ迎える3つリスク』の解説をしていきます。

記事の後半では『いつかやってくる危機を乗り越える5つの方法』も合わせてご紹介するので、「このままで良いのかな?」と少しでも不安や疑問を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

こんな方向け
  • 将来が不安だけど、どうして良いか分からない
  • 転職しようか悩んでいる
  • 今の会社に不満がある

サラリーマンがいずれ迎える3つのリスク

サラリーマンが抱えるリスクは次の3つです。

  • リストラ
  • 給料の大幅減少
  • 倒産

詳しく解説していきます。

サラリーマンのリスク①:リストラ

『資本金:6,354億円(2020年3月時点)』

トヨタ自動車株式会社公式HPより

上記の動画の通り、日本を代表する企業『トヨタ』の社長が「終身雇用を守っていくのは難しい」と発言しています。

つまり、日本一の企業であるトヨタですら、リストラをする可能性があるということです。

では、トヨタよりも利益・資本金・資産の少ない企業が終身雇用を維持できるでしょうか?

当然、無理です。

日本では2019年だけでも、すでに1万人を超えるリストラ数を出しています。

そして、2020年ではコロナの影響もあり、業績が黒字にも関わらずリストラをする会社は3倍にもなりました。

リストラは決して他人事ではなく、いつ自分の身に起きてもおかしくないということを認識しておきましょう。

サラリーマンのリスク②:給料の大幅削減

リストラにあわなかったとしても、会社を維持するために給料が大幅に削減される可能性があります

実際に僕がサラリーマンだった頃(2020年)、勤めていた会社(運輸業)と関連会社(生産業)では10%ほどの給料がカットされ、旅行会社に勤める友人は、残業代とボーナスがゼロとなりました。

それに伴い、消費税・年金の増加で家計の圧迫は計り知れません。

勤める会社の給料1つに依存するのは危険なので、しっかり対策しておく必要があります。

サラリーマンのリスク③:倒産

サラリーマン最大のリスクともいえるのが会社の倒産。

会社が倒産する場合、リストラと違って事前に通達がないケースがあります。

経営者が倒産を事前に伝えない理由は次の通りです。

倒産を事前に伝えない理由
  • 従業員のモチベーションが下がるのを防ぐため
  • 備品などの窃盗が起こるのを防ぐため
  • 人には言えない事情があるため

僕は何度か「ある日、突然会社がなくなっている」というケースを見てきました。

もちろん、全ての会社が倒産することを伝えないわけではありませんが、何の前触れもなく、会社がなくなるかもしれないということは念頭に置いておきましょう。

危機を乗り越える5つの方法

全てのサラリーマンには、リスクが隠れていることが分かっていただけたと思います。

次に訪れるかもしれない危機を乗り越える方法を5つご紹介します。

危機を乗り越える方法は次の5つ。

  • 現職とは違うスキルを身につけておく
  • 転職の準備をしておく
  • 支出を見直しておく
  • 貯金をしておく
  • 副業を始める

順番に見ていきましょう。

危機を乗り越える方法①:現職とは違うスキルを身につけておく

現職とは違うスキルを身につけておきましょう。

なぜなら、会社という単位ではなく、業界全体が崩壊してしまう可能性があるからです。

例えば、営業職に就いている場合、『営業』という仕事自体がAIやアフィリエイトの影響によってなくなってしまうかもしれません。

他にも、動画編集の仕事をしている場合、『動画編集』という仕事自体が自動編集ソフトなどの影響によって仕事が激減してしまうかもしれません。

スキルはたくさん身につけておいて損はありませし

危機を乗り越える方法②:転職の準備をしておく

危機を乗り越える方法③:支出を見直しておく

危機を乗り越える方法④:貯金をしておく

危機を乗り越える方法⑤:副業を始める

なんで、サラリーマンはリスクだらけなの?

サラリーマン1本だけでいることがリスクの理由は以下の5つです。

5つのリスク
  • 収入の柱が会社だけ
  • 現職以上のスキルが身に付かない
  • 仕事を選べない
  • 人を選べない
  • 視野が狭くなる
宮本
宮本

順番に解説します。

リスク①:収入の柱が会社だけ

日本では終身雇用制度が、ほぼなくなりつつあります。

つまり、これまでの日本と違い、年齢を重ねてからクビになる可能性があるということです。

そして、日本では現在、大量のリストラが起こっています。

2019年には、黒字にも関わらず各大手企業が約1万人もの解雇をしました。

2020年ではコロナの影響もあり、約5万人もの解雇者が出ており、このデータに自営業者の数は含まれていないので、実際には公表されている以上の人が職を失っていると予想されます。

もし、リストラにあった場合、収入は当然0になります。

また、リストラではなく会社自体が倒産するリスクもあります。

僕が勤めている会社の近くにある会社は創業80年と歴史もあり、仕事もなくならない状態なのにも関わらず突然、倒産しました。

サラリーマン一本で生きていると、こういったいきなり収入0というリスクを背負うことになるのです。

リスク②:現職以上のスキルが身に付かない

会社は仕組みで動いているので、基本的にサラリーマンは特化したスキルを持っていません。

何故なら、特化した人物が突然いなくなって仕組みが回せないというのは会社にとって困るからです。

そこで会社は従業員に替えの利く存在でいることを望みます

その結果、何かに特化したスキルを得ることもなく「何でもできる、何もできない人」が完成します。

自分が替えの利く存在になるというのはリスクですよね。

「自分は何をすることができるだろう?」この質問に明確な答えを持っていなければ、これからの行動を変えていかなければいけません。

もし、自分の強みが分からないという方は下記のサイトで自分の市場価値(強み・弱み・特性)などを把握してみましょう。

自分の市場価値を無料で診断する

診断結果に合わせて、スキルや知識の習得をしていくと効率的です。

リスク③:業務を選べない

雇われている人は与えられた業務しかすることができません。

なので、マーケティングがやりたくて入社したのに実際にやらされるのは営業だったり『自分の希望』と『現実』のギャップはほとんどの人が少なからず抱えています。

やりたいことができないとストレスが溜まり、消耗することになります。

ストレスが溜まると、精神的な疾患が起こったり、身体に異常をきたす可能性もあります

結果的に心身ともに壊れてしまい、人生そのものが損なわれるリスクとなるのです。

リスク④:人を選べない

人間関係が選べないのもリスクの一つです。

例えば

理不尽なことばかり言ってくる人・仕事をしない人などと同じ部署になってしまった場合。

よく分からない「勤続年数」だけで、あらゆることを我慢させられるなんてこと普通にありますよね。

先程と同じようにストレスで心身ともに壊れてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

他にも人間関係次第では、本来成長できたかもしれない機会を失うリスクもあります。

リスク⑤:視野が狭くなる

幸運なことに、僕の周りには経営者が何人かいて、たまに話をする機会があります。

そこで感じるのは経営者とサラリーマンでは住んでいる世界が違うということです。

やはり、与えられた仕事をやるの人と、自ら行動し新しいもの作り出している人では見ている世界が全く違うように僕は感じました。

サラリーマンとしてだけでなく、個人事業主としても活動すれば視野を広げることができるので、新しい価値観を手に入れましょう。

サラリーマンを抜け出す手順

どうしたらサラリーマンを抜け出せるの?

サラリーマンを一生続けるのは確かにリスクですが、いきなり会社を辞めるのは更にデカいリスクを背負うことになりますよね。

そこで極力少ないリスクでサラリーマンを抜け出すことが手順をご紹介します。

サラリーマンを抜け出す手順は次の3つ。

サラリーマンを抜け出す手順
  1. 副業を始める
  2. 副業に割く時間を増やす
  3. 独立
宮本
宮本

僕も現在、ステップアップ中なので一緒に進んでいこー!

手順① 副業を始める

副業を始めることが最初のステップ。

よく「スキルが身についてから副業を始める」と言う人がいますが逆です。

まず、副業を始めましょう。

稼ぎながら学ぶことで、実践的なスキルが身につき、成長の速度も段違いに変わります。

待つより自ら迎えにことが大切。

副業の種類はアルバイト(時間の切り売り)以外なら好きなものをしましょう。

手順② 副業に割く時間を増やす

慣れないうちは大変かもしれませんが、副業に割く時間の割合を徐々に増やしていきましょう。

僕も少しずつ副業に割く時間を増やしていき、現在ではどっちが本業か分からないほど副業に時間を割いています。

体力的にはキツく感じる部分もありますが、その分得られるものも多いです。

無理のない範囲で構いませんが、無駄な時間(非生産時間)は極力、副業をする時間に変えていきましょう。

手順③ 独立

本業と副業の収入が同じくらいになれば独立の合図ですが、僕が考えるベストのタイミングは本業の倍の収入です。

理由は収入が安定しないからです。(副業の種類による)

収入が安定しないうちは、保証もないので倍ぐらいは欲しいというのが僕の感想です。

しかし、本業と同じぐらい副業で稼げるのであれば、早めに仕事を辞めて、自分に使える時間を最大化することも一つの手。

自分の優先順位を明確にしましょう。

番外編 独立しない

テーマとは少し矛盾しますが、自分の立場を最大限活かし「独立しない」のも一つの手です。

サラリーマン+副業」は税金や収入面を考えると、とても安定感があり、実は最強のポジション説もあります。

人によって価値観も環境も違うので、自分にとって何が大切なのかをよく考えて答えを出してください。

サラリーマンはリスクだらけ まとめ

まとめ
  • サラリーマン一本でいることはリスクだらけ
  • 副業は最小リスクでサラリーマンを抜け出せる
  • 無理にサラリーマンを抜け出さなくでも良い

サラリーマンは決して悪いものではありませんが、何も考えずに現状に甘んじていることは危険です。

しかし、多くのサラリーマンは自分が多くのリスクに晒されていることに気付いていないのもまた事実。

これから自分はどんな人生を歩んでいきたいのか?

全ては自分の行動、考え次第でいくらでも変えていくことができます。

僕は雇われ労働者の脱出を目指すので一緒に進んでいきましょう。

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