メガネ君と境界線

僕は裸眼だ

僕は裸眼だ

僕は裸眼だ

取り乱してしまった

申し訳ない

というのも

先日、ある事件が起こったからに他ならない

どのような事件だったのか

そして、結末は・・・

メガネ君、メガネは?

僕はあまり目が良くない

正確な視力は分からないが

とにかくそこまで良くはない

でも、プライベートではほとんどメガネをかけていない

なんか邪魔だからだ

よく見えるがメガネが邪魔だ

耳にあたる感触

鼻に乗っかる感

視界に割り込むフレーム

でも仕事中は文字を読むことも多く

メガネをかけている

つまり、職場ではすっかりメガネ君なのだ

先日そんな認識無く

メガネなしで仕事をしていた

職場の一人に「あれ?メガネは?」

本当に何を言ってるか分からなかった

僕の目を凝視した独り言だと錯覚を起こすほどに分からない

「いつも、メガネかけてるじゃん」

まるで、僕に喋りかけてるような独り言だ

そして、もう一人

「今日、メガネは?」

何だ?今日の運勢が気になるのか?

ラッキーアイテムか?

随分、親切な独り言だな

それでも僕はかけてない

時間はかかったが

僕は職場の人間からすればメガネ君で

メガネをかけてない事が違和感であることに気づいた

全く、どこまでも愚かしい話だ・・・

ほんの少し

僕のことを知ったぐらいで

あたかも全てを知ったかのようにメガネメガネと・・・

普段は裸眼だっつーの!

これは教訓だ

目に見えているものがその世界の全てとは限らない

それが仮に乱視だったとしても

目の前にも3年

メガネ歴は案外長い

8年ぐらいお世話になっている

だが8年間の内

実質メガネをかけている時間(プレイ時間)は

3年ぐらいだと思う

その3年も8割が今の職場

つまり、今の職場以外で

僕のことをメガネ君だと思ってる組織は

世界中のどこを探してもないのだ

僕はメガネ君じゃない!

メガネと悩み

その両方を僕は目の前に重ねているのかもしれない

コンタクトが取れない

毎日、メガネかけてる奴が

急に裸眼になると

大抵の人間はコンタクトレンズに変えたと思い込む

だから話がややこしくなる

イメチェンだの色気づいただの

好きに言ってくれ

あなた達とはまともなコンタクトが取れない

とてつも無く上手い事が言えた気がするが

これは夢なのだろうか?

それよりも

僕はコンタクトレンズが怖くて付けられない!!

あんな魚の鱗みたいなもの目に入れれない

全国のコンタクトレンズ愛用者には申し訳ないが無理なんだ

だが、一度だけ

たった一度だけ

勇気を振り絞って

コンタクトをつけた事がある

怖くて目を開けられなかった

だから何も見えなかった

コンタクトつけたのに視力0

すぐに取りたくなったが

恐怖でコンタクトが取れなかった

コンタクトは二度とつけない

何の話やねん・・・

最後に

こんな格言があるのをご存知だろうか?

「目を瞑っても目の前の事態は無くならない。むしろ大きくなるだろう」

今日を持ってして

この格言はこうだ

「目を瞑ったら視力は0だ。しかし安心する」

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