誰からも興味を持たれない・・・
そんな悩みを解消します。
新しい環境に身を置いた時、初めて会う人、飲み会やパーティで誰からも興味を持たれずに寂しい思いをしたことはありませんか?
長い人生において、良好な人間関係の構築は心の豊かさにも貧しさにも繋がります。
とはいえ、良好な人間関係の構築どころか、人と話すのすら苦手という方も大勢いるでしょう。
僕も元々そうでした。
しかし、それが嫌で堪らなかったので、長い時間をかけて徐々に改善してきました。
今回の記事では人から興味を持たれる方法、もとい面白い人になるにはどうすればいいのかをご紹介します。
芸人みたいにペラペラ話せる必要はないので、要点だけでも押さえていきましょう。
- 人と話すのは苦手だけど人とは仲良くなりたい
- 面白い人になりたい
- 自分を変えたい
面白いとは?
そもそも、面白いとは何なのでしょうか?
僕の出した結論は『違い』です。
自分と相手との『違い』に人は面白いと感じます。
例えば
- 性別
- 価値観
- 思考
- 視点
- 言葉
など。
あり得ることではありませんが、自分と全く同じ人間が目の前にいてもあまり興味が湧きませんよね。
(あり得ない事象に興味を持つのは別として)
でも自分と似た人と仲良くなったりするじゃん。
それも踏まえた上で面白いの種類について見ていきましょう。
面白いの種類
面白さにもいくつかの種類に分かれると僕は考えています。
その種類は以下の通り。
- 笑いに関する面白い
- 興味に関する面白い
- 比較に関する面白い
全てに共通しているのが『違い』です。
順番に見ていきましょう。
笑いに関する面白い
「面白い人」と聞くと、ほとんどの人が『笑いに関する面白い』を連想するのではないでしょうか?
『面白い人になりたい=笑いを取ることができるようになりたい』
確かに人を笑わせられるに越したことはありませんよね。
笑いに関する面白いも『違い』を示すことで得ることができます。
例えば
布団が吹っ飛んだ。
全然、面白くないですよね。
その理由は、全く聞き手との『違い』を出せていないからです。
人は既に持っている情報や知識を面白いと感じることができません。
よく一発屋と呼ばれる芸人がいるのは、1つのギャグしか持たないからです。
最初は持っていない情報をギャグとして取得するから笑いが生じますが、認知され同じことを繰り返されると『面白くない』を超えて苦痛とさえ感じてしまうのが人間という生き物。
なので、笑いを取るために必要なのは『予想と違うことをする』です。
正直、笑いに関する面白いが最も難しいと思います。
何故なら、笑いは予想とは違うけど知識の枠に収まった時、生まれるからです。
あの人誰?
どうもコナンです!
あはは、逆でしょ
知識の枠を超えた予想と違うことをしても、意味不明と捉えられ俗に言う『滑る』となります。
興味に関する面白い
興味に関する面白いは、いわゆる『変わってる人』によく見られます。
自分と大きく違う価値観や思考に人は興味を持ち、面白いと感じます。
いわば、人の知識欲を刺激するといった形ですね。
なので知識欲があまりない人の琴線には触れない傾向にあります。
比較に関する面白い
比較に関する面白いは、考え方も価値観もすごく似ているけど、ほんの少しだけ違うことに面白いと感じています。
私たち似てるけど、ここが違うのが面白いよね♩
しかし、比較に関する面白いは必ずしも起こるものではありません。
同族嫌悪という言葉があるように、人は自分と似ているものに嫌悪感を示すことがあります。
同族嫌悪が生まれる理由は2つあり、1つ目は自分の嫌な部分を他人を通じて見ることによる嫌悪感。
そして、2つ目が自分と似ているのに、ほんの少し『違い』が許せなくて生じる嫌悪感。
嫌悪感を抱くかどうかは、信頼関係の有無で決まります。
しっかりと信頼関係を築くことができていれば、自分と相手の『違い』を面白いと感じ、逆に信頼関係が薄ければ嫌悪となります。
先に信頼か、先に嫌悪かの『違い』というのも面白いものですね。
面白い人になるには
『違い』を示すことで他人はあなたを面白いと感じます。
なので、必ずしも話が上手くある必要はありません。
では話さずに、どうすれば面白い人になれるのでしょうか?
方法は3つあります。
- 常識に囚われない
- 自分を深く理解する
- 知識をつける
順に見ていきましょう。
常識に囚われない
常識はいわば偏見です。
「〇〇はこうでなくてはならない」といった考え方は共通認識なので常識に囚われている間は『違い』を生み出すことができません。
しかし、常識は押さえておくべき点でもあります。
自分が常識を理解しているからこそ、常識の外側へ行くことができるということは押さえておきましょう。
合わせて読みたい記事 ⇨常識を疑うべき3つの理由
自分を深く理解する
自分への理解を深めることは他人への理解を深めるのと同義です。
というのも『違い』とは相関的なものなので、自分を深く理解していなければ他者との『違い』を明確にすることができません。
物事に対して「自分はこう思う」けど、自分以外はどう思うのか?
自分の物差しが10cmしかなければ10cmまでしか測ることができないのです。
自分への理解を深め、他者との『違い』を見つけましょう。
合わせて読みたい記事 ⇨自己理解は人生を豊かにする5つの理由
知識をつける
どんな場面においても知識は役に立ちます。
そして、3つの方法の中で最も人の関心を引くことができるのが知識です。
例えば
雑学って知ってても、あまり役に立たないのに、ついつい知りたくなっちゃいますよね。
人は知りたがりな生き物です。
知識の幅が広ければ広いほどより多くの人の関心を引きつけることができるでしょう。
しかし、注意しなければいけないのが、知識をつけると慢心を生んだり、プライドが高くなってしまったりします。
あなたの当たり前は他人にとって当たり前ではありません。
そして、便利な知識は使い方を誤れば人を傷つけるものになります。
1つ目・2つ目の『常識に囚われない』『自分への理解を深める』ことを疎かにしていると、人は遠ざかってしまうかもしれないので気を付けましょう。
合わせて読みたい記事 ⇨勉強がもたらす効果について
嫌われる=好かれる
人に好かれる裏ワザでも書きましたが、全員から好かれる必要はありません。
むしろ、全員から好かれようとする行為は誰とも仲良くなることができないという見方もあります。
どんな風に振る舞っても必ずあなたを嫌う人は現れるでしょう。
ならば自分を嫌いにならずにいられる方法であなたに興味を持ってくれる人と付き合っていく方が人生の幸福感は大きいと感じるはずです。
あなたを嫌う人が現れたらその分、あなたを好きだと言ってくれる人もその分、現れるということを忘れないでください。