僕がMLMを嫌う3つの理由【信頼を金に変える行為】

詐欺

MLMって何?

MLMはMulch Level Marketing(マルチレベルマーケティング)の略です。

俗に言うネズミ講ですね。

厳密にはネズミ講とは少し違うのですが、似たようなものなので、今回は同じという括りにします。

ではMLMと呼ばれるビジネスとは一体、どのようなものなのか?

そして、何故僕がMLMを嫌うのかを体験談を交えてご紹介していきます。

本記事の内容
  • MLMとは
  • 僕がMLMを嫌う理由

MLM(ネットワークビジネス)とは?

MLM マルチ商法 ネットワークビジネス 

色々呼び方はあれど

正式には連鎖販売取引と言います

具体的にどんなことをするのか?

A社にまず入会費を払い

A社の商品を売る権利もしくは勧誘する権利を得ます

その権利を使ってどんどん他人を巻き込み

先に始めた人は後発組から少しずつお金を吸い取るビジネスモデル

大体こんな感じ

細かなルールや仕組みは違っていても

基本的にはこの構造となっています

そして、仕組み上

図のように1人の人が2人を確実に勧誘できたとしたら

1ヶ月もしない内に日本の人口を軽く超えてしまう

恐ろしいビジネスモデルです

このビジネスモデルは古くからあり

規制が取り締まられると

手を変え商品を変え

中々なくなる事がありません

なくならないということは

それだけ多くの被害者がでているということ

ネットで検索したらびっくりするほど被害の声が上がっています

知らないだけ大きな事件の原因にもなってそう・・・

僕がMLMを嫌う理由

僕がMLMを嫌う理由は以下の通り

  • 人を食いものにするビジネスだから
  • 嘘が多い
  • 勧誘されすぎたから

詳しく解説します

人を食いものにするビジネス

MLM

ネットワークビジネスと呼ばれるぐらいだから

人の繋がりを使ったビジネスなのは言うまでもありません

そこに対してまず多くの疑問を感じる

普段、連絡を取らない人から久しぶりに連絡が来たと思ったら

「今、こんな素敵なことをしてるから一緒にしない?」

などと言う

あなたは表面の薄い良いところだけを切り取って

見せられ見せているだけではないのか?

あなたはそのビジネスの底の底まで知ったのか?

それを知って尚

本当に良いビジネスと言えるのか?

しかも誰でも簡単に出来ると言えるのか?

言えるわけがありません

何故ならやっていることは

結局、人からお金を奪い取ることだからです

これを言うと

「そんなことはない!」

「本当に良い商品だから勧めているだけだ!」と語りますが

だったら最初からそう言えば良い

「自分の使ってる化粧水の品質めっちゃ良いからちょっと買ってみない?」と

商品の形は化粧水に限らず様々ですが

彼らは基本的に商品よりも

一緒にビジネスをすることを求めます

何故なら、自分の収入源になるから!

自分(アップ)の紹介で入会した人のことをダウンと呼びます

ダウン(下)がまた人を入会させると入会費の一部を自分も得る事ができるので

皆、アップになるため必死に人を勧誘しまくるのです

簡単に言うと

「僕のためにお金払ってよ(数十万) それと君の知り合い片っ端から入会させてそのお金もちょっとくれよ」

どれだけ綺麗事を語っていても

結論的にはそうゆう話になります

ぶん殴った方がいいですね確実に

嘘が多い

MLM

基本的に嘘しか言ってないと思ってもらって良いでしょう

「久しぶりにご飯行こう」←嘘(狙いは勧誘)

「最近どう?」←回答は何だって良い

「へぇー、そうなんだ。僕は最近凄いビジネスやってるんだ」←嘘(何も知らない)

「不労収入での生活って憧れない?」←十分労働

「実は今日凄い尊敬してる人が来てるんだ。会ってくれない?」←聞いてない

大体、こんな流れ

この一連の流れだけでも

既に特定商取引法に引っかかることをしています

勧誘する際は事前に勧誘する旨と事業名や組織名

第三者を連れて来ることとその人物の名前を伝えなければいけません

つまり

「僕はA社っていうMLMをやっているから今度あなたを勧誘したいので会ってください。その時に〇〇さんも連れて行きます」

と伝えなければ違法行為となるのです

もちろん、そんな連絡が来ても即ブロックか無視

それは彼らも理解しているから平気で嘘をつく

それ以外にも

「誰でも稼げる」「数十万ぐらいならすぐ稼げるようになる」

など何の保証もない発言も違法行為ですし

勧誘される場所がどこかの一室だったりオフィスなど

公の場でなくても違法

一回の食事でどれだけの違法行為をしているのか・・・

上から言われた通りのことをしているだけなので

ほとんどの勧誘している人はその事実を知りません

部下にも平気で違法行為をやらせる畜生っぷり

SNSにアップしている画像なども

煌びやかな生活のように見せていますが

使い回しだったりします

一体、真実はどこにあるのでしょう・・・

非常に気持ちが悪いですね

勧誘されすぎたから

かれこれ12回ぐらい勧誘されています

僕はどれだけMLM体質なんだ・・・

後に逮捕される小物

初めて勧誘されたのは20歳の時

モナヴィーという会社(既になくなった)でした

久しぶりに友達から連絡が来て

話したいと言われ行ってみると

シーマで現れ大物感を醸し出す

乗ってる本人はパッと見、小物でした

駐車下手すぎてファミレスの柱に車ぶつけ出すし・・・

その時の僕には全く免疫がなく

「なんか分からないけど凄い話を聞かされてる!」←少し大物に見えてきた

などと思い少しハマりかけますが

一応、尊敬する人に相談する時間をもらって

宮本「こんな話を聞いたんだけど!」

尊敬する人「お前がやろうとしていることはマルチ商法って言って・・・」

色々、説明を受け一瞬で目を覚まし断ると

割とネチっこく責められました

その時の声と顔が気持ち悪かったのは

今でも印象に残っています

そして、その子は後に逮捕されたことを知る宮本なのでした

何したんや・・・

僕をマルチ嫌いにした小さなおっさん

次に勧誘されたのはそれから1年もしない内でした

初めてサバゲーに行った時に知り合った人で

「仕事はコンサルをやっていてビルを持っている」などと

またしても大物感を醸し出す小物臭漂う小さいおっさん

ですが、その時はまだ気づけず

仲良くなって自慢のビルに誘われたので遊びに行くことに・・・

ビルってこれ!?

ビルというより

汚ったないアパート

ま、まぁ良いかなんて思いつつ

当時は既に料理をしていたので

将来こんな店を出したいなんて理想を語る僕

その日は経営論を教えてもらっただけでした

「良い人だなぁ」なんて思いながら経営論を学び出した4日目

急にアムウェイの話を始めるおっさん

え?嫌な予感がする・・・

予感的中!!

経営論を教えるのに使っていたホワイトボードをひっくり返すと

アムウェイのデータや何かよく分からないグラフが一面に張り巡らされいて

マイクを持ったのか?と思うほどの声で

急にアムウェイの良さを語り出すおっさん

普通に怖かった・・・

そこで数々の名言を残しています

「確かにマルチの99%は失敗する。けどお前は1%の人間に出会えた!」

「1%の人間に出会えたお前は幸せだと思わないか?」

「このガムまじで美味い」

「このドリンク飲んだら力が漲る」

「お前がやるべき3つのこと ネットでアムウェイを調べない 知り合いにアムウェイの事を話さない アムウェイの商品を使う」

入会するなんて一言も言っていないのに

もう会員になったような扱いを僕は受け続け

僕はこう思った

「こうなったらとことん利用してやる」と

※利用すると言っても情報をたくさん集めることです

その結果色んな話を聞けました

今こうやってこの記事を書けるのも1%のおかげ

そして別れの日がやってきます

大阪の心斎橋にあるアムウェイのビルについて行った時

ついに入会のための書類を書かされる僕

恐らく、今まで美味しいご飯をなどをご馳走してくれていたのは

断りづらい環境を作るため

思惑通りに断りづらい雰囲気でした

「んー、どうしよう」と悩んでいた時に閃きました

苗字以外、全部デタラメを書こう!

幸いにも入会費はその場で必要としなかった為

スラスラ書く僕を見ておっさんは満足して帰り

二度と連絡が来ることはありませんでした

このおっさんとの出会いで

ネットワークビジネスをやっている人の顔と雰囲気と喋り方で何となく分かるようになり

今では立派なアンチMLM

他にもエピソードはたくさんあるんですが

それだけで物凄い量になりそうなので

どこかで機会があれば書こうと思います

まとめ

MLM
  • MLMは計算上1ヶ月で日本の人口超えちゃうぐらい意味の分からないビジネスモデル
  • MLMは十分労働収入
  • MLMは信頼をお金に変える行為
  • MLMは違法行為のオンパレード

SNS上でもかなり蔓延っているネットワークビジネスの人たち

僕が見てきた多くのMLMをやっている人たちは

経済面 精神面 人間関係どれをとっても

お世辞にも豊かな人生を歩んでいるようには見えませんでした

これだけ多くの情報が出回っている中で何故なくならないのでしょうか?

不思議でなりませんが

同じ過ちを犯す

それが人間というものなのかもしれませんね

雇われ労働脱出は自分の力で頑張ります!!

タイトルとURLをコピーしました