全然、評価されない!
スキルも資格も持ってるのに絶対おかしい!
そんな悩みを解消します。
努力して、資格を取ったり、スキルを身につけたりしても、給料が上がらないどころか、異動になってしまった・・・
何だか不遇を感じて、転職しようにも、それも上手くいかない。
そんな人はもしかしたら、人間力に問題があるかもしれません。
どんなスキルや資格を持っていても肝心の人間力が欠如していたら、スキルも資格も活かしきることができていない可能性があります。
そこで今回の記事では人間力とは何か、そして人間力を高める方法をご紹介します。
- 資格やスキルを存分に活かしたい
- 人間力を高めたい
- 何だか冷たい目で見られてる気がする
人間力とは
人間力とは下記のようなことを指します。
- 他人を思いやれる
- 相手の立場に立てる
- 自分を深く理解している
- 感情と論理を分けて考えることができる
- 柔軟な思考を持っている
- イメージを押しつけない
など、様々な要素を総合したものが人格となり、人間力となります。
スキルや資格は比較的、簡単に鍛えたり得ることができますが、人間力は自ら行動し経験し考え気づけなければ、なかなか鍛えることができません。
人間力を鍛えるにあたって大切なのは、まず人間力という存在に「気づくこと」です。
世の中には永遠にこの人間力に気づけず生きていく人もいれば、早くから人間力の存在に気づき大成を治める人もいます。
あなたが今この記事を読んでいるということは、人間力の存在に気づき、人生を豊かにするヒントを得ようとしている証拠なので、焦らずに一緒に人間力を高めていきましょう。
スキルや資格がハード面だとしたら、人間力はソフト面。
人間力を高めるメリット
人間力を高めるメリットは以下の通りです。
- 良い人脈ができる
- どんな環境でも対応できる
- 人生が豊かになる
順番に解説します。
人間力を高めるメリット①:良い人脈ができる
人間力を高めるということは、あなた自身のレベルが上がるということになります。
レベルの高い人にはレベルの高い人が集まる。
つまり、人間力の高い素敵な人たちがあなたの良き友、パートナーになりやすいということです。
他人は自分の写し鏡、良い人に恵まれるため自身を高めていきましょう。
人間力を高めるメリット②:どんな環境でも対応できる
たまにどんな場面でも落ち着いて行動ができる人がいますよね。
彼らは高い人間力を身につけているかもしれません。
人間力を高めるために積み上げてきた経験は自信となり、その自信も過信や傲慢などの負の側面ではなく、更に高みに近づくための糧とします。
その結果が、どんな環境でも柔軟に対応することのできる力に変わっていくのです。
人間力を高めるメリット③:人生が豊かになる
人間力を高めると人生は豊かになります。
何故なら、人生を豊かにする上で、最も重要なのは自身のコントロールを心得ているからです。
生きていれば必ず辛い場面にも出会します。
そんな辛い境遇に晒されても、失意や絶望に飲まれず、希望や夢に向かって進むことができるのは自分という人間を深く理解し、コントロールすることができているからです。
よく、薬や暴力などで捕まる芸能人などがいますよね。
きっと色んなストレスを抱えているのでしょう。
強いストレスを感じた時や、発散方法が分からず、自身のコントロールができなければ、自ら人生を棒に振ってしまう結果に終わってしまうこともあるのです。
そうならないためにも人間力を高めていきましょう。
人間力を高める4つの方法
人間力を高める方法は以下の4つです。
- 色んな人と接する
- 固定概念に囚われない
- 経験を積む
- 自己理解を深める
順番に解説します。
人間力を高める方法①:色んな人と接する
人は物事をパターン化してしまう習性がありますが、それは人間関係でも同じことが言えます。
しかし、それでは人間力を上げることはできません。
多種多様な人と関わり色んな視野を手に入れましょう。
ただ話すだけでなく、自分の見識を広げるイメージを持ちながら接することが大事です。
接してる相手の背景を見ようとすることで視野を広げることができます。
この人は何を思ってこの言動をとっているんだろう?
など、相手の思考を自分に落とし込みましょう。
人間力を高める方法②:固定概念に囚われない
固定概念は視野を狭くさせる要因になります。
例えば
「〇〇は□□であるべきだ!」という考えを持ったままだと新たな視点を手に入れるのに苦労するでしょう。
固定概念に縛られたままだと物事に対して自分の持っている像を押し付ける形になってしまう可能性が高く、自分の持っているイメージにそぐわない場合、否定的になってしまいます。
そうなると、いつもと同じ行動、いつもと同じ結果に収束します。
人間力を高めて「そんな考え方もあるんだな」と受け入れられるようになりましょう。
人間力を高める方法③:意識を経験に向ける
同じことを経験しても意識次第で、経験値や気づきは違ってきます。
例えば
ニュートンはリンゴが木から落ちるのを見て万有引力という概念を見つけました。
ただボーッとしているだけでは、気づけない発想や発見が世の中には数多く存在します。
なので、1つのものから多くを学ぼうとするように意識を向けましょう。
人間力が高ければ同じ本を読んでいても、気づけることの差は天と地ほどあると考えるともったいないでしょ?
人間力を高める方法④:自己理解を深める
自己理解の足りてない人は、感情のコントロールが苦手な人が多いです。
何故なら、自己理解が足りてないと、負の感情の正体に気づくことができないからです。
自己理解は怒り・悲しみの元となるものを理解することになるので、感情・行動・生活にムラがなくなり、落ち着いた人間になることができるでしょう。
自己理解を深めて、人間力を上げましょう。
人間力を高めるオススメの本
人間力を高めるのに最適な本があります。
その本のタイトルは『生きる技法』
なんとこの本は東大教授が自分自身のために命がけで書いた本となっており、読む者の価値観を180度変えてしまう内容となっています。
キャッチコピーが
『「助けてください」と言えた時、人は自立している』
『自立とは依存先を増やすことである』
など、一般的に言われている『自立』とは真逆の意見が書かれています。
この本から学べることはいかに自分自身が世間の考え方に囚われているか、そして、その考えに囚われている限り完全な自立はできないということです。
読む人によっては、全く理解できない内容になっているかもしれません。
しかし、そんな人でも読むタイミングによっては恐ろしく刺さる瞬間もあるのが、この本の凄いところ。
僕は見事に刺さるタイミングだったようで、人から「オススメの本があるか」と聞かれたら『生きる技法』と『仕事は楽しいかね?』と答えます。
人間力 まとめ
- 人間力とは『性格』『価値観』『経験』『知識』などを総合したもの
- 人間力を高めるとメリットだらけ
- 人間力を高めるには『人間力』の存在に気づくことが重要
人間力は、一朝一夕で身につくものではありません。
人によっては、1年かかる場合もあるし、3年の人もいれば、10年かかる場合もあります。
いずれにしても、大切なのは継続することです。
初めにも書きましたが、人間力はどんなスキルや資格よりも重要です。
資格やスキルがあっても、人としての気遣いや、コミュニケーションが取れなければ、共に仕事をしたいと思われないし、客としても同じです。
なので、スキルや資格のみを追いかけている人は1度、人間力について考えてみてください。
その先にはきっと豊かな人生が待っています。