雑談する場でいつも困るんだよなー。
何を話したら良いんだろう?
そんな悩みを解消します。
社会人になると、面識のない人たちと接する機会が増えますよね。
そんな時に結構困るのが雑談をする場面。
例えば、タバコを吸う時・エレベーターで一緒になった時・食堂で席が一緒になった時など。
お互い気を使い合って、「上手く話せない」もしくは「切り上げ方が分からない」という方をたくさん見かけます。
僕もそのうちの1人でしたが、ある方法を使って改善することができました。
そこで今回は、僕が実際にやっている、雑談力を上げるために必要な考え方と、すぐに実践できる雑談力を上げる秘訣をご紹介します。
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたの雑談力は向上することになるでしょう。
- 雑談が好き
- 雑談が苦手
- 人間関係をよくしたい
雑談力を高める意外な秘訣
僕が実際にしている雑談力を高める意外な秘訣は、なんと『雑談をやめる』というものです。
元々、雑談力を上げようとした訳ではなかったのですが、あることをキッカケに雑談をやめてみることにしました。
その結果、副次効果として雑談力が上がったので、その理由をまずは解説していきます。
雑談をやめたきっかけ
きっかけは友人からホリエモンの「時間革命」という本をもらったことです。
本のタイトル通り、時間に対する考え方を書いているのですが、本の中で『他人時間』『自分時間』というワードが出てきます。
あまり時間について考えたことなんてなかった僕にとってはかなりの衝撃でした。
そして、本を読み進めていくと、あることに気がつきます。
どうやら僕は多くの時間を他人に使ってしまっていたみたいなのです。
誰かに雇われ、誰かのために、誰かを気にして生きている。
このような時間は全てが『他人時間』と時間革命には書かれていました。
人はどこかで必ず『他人時間』を嫌でも生きなくてはいけません。
そこで少しでも『自分時間』を生きるために考え、閃いたのが『雑談をやめること』でした。
というのも、多くの人は残念ながら何も考えない人なので、会話から得られる情報には対して価値がなく、時間ばかりが失われてしまっていることに気が付いたのです。
雑談をやめることによる3つのメリット
雑談をやめても大丈夫なの?
きっと、そんな風に感じる方もいると思うので、まずは雑談をやめることによるメリットを解説していきます。
- 自分時間が増える
- 生産的思考をする時間が増える
- 自分が話せばどうなるのかを知ることができる
順番に見てきましょう。
自分時間が増える
他人としたくもない会話をする時間は『他人時間』です。
この『他人時間』を『自分時間』に変えるには
- 雑談をやめる
- 自分のしたい話をする
このどちらかしかありません。
しかし、自分のしたい話は他人にとっては退屈だし、人によっては、大したフィードバックも得られない可能性があります。
なので、僕は雑談をやめる選択をしました。
『自分時間』は勉強・考え事・読書など、何をしても構いません。
雑談をやめたことにより、僕は少しばかりの自由を得たのです。
生産的思考をする時間が増える
雑談にも結構頭を使います。
しかし、雑談での思考は次に何を話そうかなどの、非生産的思考です。
脳は体と同じで使えば使うほど疲労します。
その希少なエネルギーを何も生み出さない
- 野球はどこのチームが勝った
- 芸能人のスキャンダル
- 愚痴
などに使うのはもったいないと感じました。
少なくとも僕には興味がありません。
しかし、雑談をやめたことにやめたことによって、希少なエネルギーを自分の本当に考えたいこと・したいことに費やすことができたのです。
自分が話せばどうなるのかを知ることができる
僕が雑談に勤しんでいた頃は、あまり周りが見えていませんでした。
というのも、雑談を上手くしようと必死になり、そこまで目が向かなかったのです。
しかし、雑談をやめて雑談をしている人を客観的に目する機会が増え、
普段の僕はあんな感じなんだ。
と改めて理解することができました。
これが1段階目です。
次の段階になると
僕ならこうするのにな。
という風に感じ始め、実際に試してみると、自分の思い描いた通りに話を進めることができたのです。
つまり、自分が話せばどうなるかを知るということですね。
このメリットが雑談力を高める秘訣に繋がりました。
本当の意味で雑談力を高めると結果に近づく
雑談をやめ、本当の意味での雑談力を身につけると、自分の出したい結果に近づきます。
- 自分が話せばどうなるのかを理解する
- 理解が深まると言葉に重みが生まれる
- 言葉に重みが生まれると会話のレベルが上がる
- 会話のレベルが上がると会える人のレベルも上がる
- レベルの高い人と接していると自身のレベルも上がる
自身のレベルが上がるということは結果に近づくことになります。
雑談をやめてみて、よく感じることがあります。
それは「この人は一体、何を言ってるんだ?」という疑問。
例えば
この前の〇〇が□□で〜
へぇー(この話いつまで続くの?何が言いたいの?)
この会話が自分のレベルを上げてくれることはありませんよね?
こうやって見ると当たり前のように感じるのですが、雑談をやめて初めて僕は気づくことができました。
僕ですら感じるのであれば、もっとレベルの高いところにいる人はそれ以上に感じているはずです。
そんなレベルの高い人に対して
今日は寒いですよね。
ついつい服を着込んでしまいました。
そうなんだ(なんだコイツの話?)
となってしまいます。
しかし、本当の意味での雑談力を上げると
今日は時間を取っていただきありがとうございます。
僕はあなたの考えに触発され、こんな事を思いつきました。
将来的には、あんな事をしたいと思っています!
なるほどね(コイツは多少話せる奴だ)
と、これまで得られなかった反応や情報が得られるようになります。
雑談力を高める秘訣 まとめ
- 雑談をやめると自分時間が生まれる
- 雑談をやめると生産的思考ができる
- 雑談をやめる自分が話せばどうなるかを理解することができる
- 自分が話せばどうなるのかを理解することが雑談力を高める秘訣
- したくもない雑談はやめるべし
雑談をやめるといっても結構、勇気のいることだと思います。
僕も最初は不安でしたが、一度勇気を持って雑談をやめてみると、案外なんともありませんでした。
むしろ、雑談をやめたことで余計な人間関係が削ぎ落とされ、無駄なストレスも感じなくなり、変に気まずい環境ともサヨナラをすることができたので、メンタル面はかなり良好です。
なので、もしあなたが普段から雑談に頭を悩ましているのであれば、一度勇気を持ってその原因から離れてみることをオススメします。
何故なら、人生は長いようで短く、更に自分の時間を奪うのが、したくもない雑談だからです。
そして、雑談をやめることで、やめる前では得られなかった新たな価値観が生まれ、その価値観がもたらすものこそが真の雑談力だと僕は考えています。