人生って何のためにあるんだろう・・・
そんな悩みを僕ではなく、哲学が解消します。
哲学って聞くと「何だか難しそう」とか「よく分からない」など、思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
しかし、哲学を持てば、「暗い人生にも一筋の光が射すことになる」と聞けば少しは興味を持つのではないでしょうか。
今回の記事では、哲学とは何か?哲学を持てばどうなるのかをご紹介します。
- 生まれてきた意味が分からない
- 地頭を鍛えたい
- 人生を豊かにしたい
合わせて読みたい記事 ⇨生まれてきた意味とは
哲学とは
そもそも哲学って何?
哲学に明確な定義はありません。
辞書には”原理・真理を理性によって追求する学問”と記されていますが、ハッキリ言って意味不明ですよね。
なので、僕なりに哲学とは何か考えました。
そして出た結論は、哲学とは”答えを探す旅”です。
考えることと哲学の違い
普通に「考えること」と何が違うの?
「考えること」と「哲学」で決定的に違うのは、ゴールの有無だと僕は思っています。
「考えること」にはゴールがあり、「哲学」にゴールがない。
「3×5×20」といった答えの出ることに頭を使うのが考える。
「何のために生まれてきたのだろう?」といった答えの出ないことに思いを馳せるのが哲学です。
哲学が”旅”なら、考えることは”旅行”ぐらいの差があります。
そして、哲学の最大の特徴で、最大の欠点でもあるのは「哲学は面白過ぎる」ということ。
人の寿命は多く見積もっても100余年。
何かを学ぶにはあまりに短過ぎますね。
自分の哲学を持つべき理由
自分の哲学を持つべき理由は以下の通りです。
- 思考力が上がる
- 知識が増える
- 軸ができる
詳しく解説します。
思考力が上がる
僕は勉強とは無縁の人生でしたが、哲学だけはずっとしてきました。
何故、生まれてきたんだろう?
何故、この世界は存在するのだろう?
みたいな、いかにも中2くさいことに頭を使ってきたと自負しています。
そのおかげもあるのか、思考することに抵抗がありません。
先程も書いた通り、哲学にゴールはなく、一度答えを探す旅に出てしまったら、自分でその旅を終わらせない限り、思考の渦を永遠に突き進むことになります。
つまり、思考力が上がるということです。
知識が増える
思考を続けていると、当然、「分からない」という壁にぶつかります。
或いは、「分からない」がスタートかもしれません。
どちらにしても、1つの「分からない」は、解決したら次の「分からない」を呼び起こします。
これが哲学に終わりがない理由となっていて「分からない」ことがあるから調べるし、思考し、その結果、哲学を持っている人と、持っていない人では、持っている知識に大きく差が生まれます。
例えば
「哲学的ゾンビ」という言葉を聞いたことがありますか?
哲学的ゾンビとは:自分以外の人間には、自分と同じような意思が存在せず、自分が行動していない時、自分が語りかけていない時は、活動してないのでは?という捉え方
僕が哲学的ゾンビという言葉を知ったのは、高校生の時です。(約12年前)
もし、現段階で「哲学的ゾンビ」という言葉を知らないのであれば、それは哲学をしてきたのか、そうでないのか、の差です。
そんなの普通は知らないよ!
そう、普通は知らない言葉や知恵を与えてくれるのが哲学です。
軸ができる
哲学を持つと、自分の中に軸ができます。
軸とは、回転するものの中心や、物事の考え方のベースとなるものを指し、他のものを巻き込むという性質を持っています。
なので、チームの中心となる人物や、いつも大勢の人に囲まれている人には、何かしら自分の哲学を持っていることが多いです。(自覚がない場合もある)
そして、哲学は学問でありながら「学ぶ」とは表現せずに「ある」「持っている」と表現しますよね。
これは「軸」のことを指しているのかもしれません。
哲学は意味がある?ない?
たまに、哲学は無駄、意味がないと聞くことがあります。
これに対して、僕の出した結論は「人による」です。
そもそも、この世界で起きている事象の全てに意味がないと僕は考えているので、哲学に意味を感じられないなら、その人にとって、哲学は無意味なものになります。
しかし、逆もまた然りで、哲学に意味を感じられるなら、それは意味のあるものへと変わります。
元より意味がないものに、意味がないと決めつけるのは簡単ですし、いつでも可能。
意味があるか分からないものを追求することにこそ、僕は哲学を感じています。
少なくとも僕の人生を変えてくれたのは哲学だったので、口が裂けても哲学に意味がないとは言えません。
あなたにとって哲学が、人生を豊かにするものになれば幸いです。