なんで嫁と上手くいかないんだろう・・・
そんな方に提案があります。
それは初対面方法!
言葉の通り初めて会ったように相手を見る方法です。
この説明だけでは分からないことも多いと思いますので、今回は初対面方法について解説していきます。
初対面方法とは
繰り返しになりますが、初対面方法とは初めて会ったときのように相手を見る方法です。
この方法は論理ではなく感情に左右される部分が大きいので難しく考える必要はありません。(論理的な解説はします)
なので、あまり深く考えずに言葉の通り3つのポイントはしっかり押さえて実践してください。
では、具体的な中身を見ていきましょう。
- 改善したい人を絞る
- まるで初めて会ったかのよう相手を見る
- 相手を変えることはできない
改善したい人を絞る
初対面方法は誰とでも人間関係が上手くいく万能法ではありません。
あなたが改善したいと願う人にのみ有効です。
特に身近な人にほど有効。
というのもこの方法は長年の付き合いで凝り固まったあなたの先入観を消すことで上手くいくからです。
なので身近な恋人・友人・家族・職場の同僚など是非、一度お試しください^^
まるで初めて会ったかのように相手を見る
まず最初に押さえていて欲しいことがあります。
それは人間の脳はリアルを見れないということ。
言っている意味が分からないと思う方のために例をあげます。
例えば
クイズ番組でゆっくり変化する写真。
ほとんどの人は気づけませんよね?
気付けない理由は脳が最初の写真を記憶して、その映像(過去の記憶)を見せ続けているからです。
つまり、今(リアル)を見ることができていない!
常に変わり続けている映像でさえも、まともに認識できないのが人間の脳なのです。
これと同じで、あなたが上手くいかないと感じている人。
その人は元から不仲だったわけではありませんよね?
あなたにとって何かしら良いと思った部分があるから今の付き合いがあります。
それがいつからか不満の積もる日々となっている状態・・・
では、あなたにとって大切なその人は良い部分が失われてしまったのでしょうか?
実はそんなことはありません。
人間がまだ狩猟をしていた時代、身の安全が保証されていない頃。
生き残るために人間の脳はネガティブなことが強く残るようになっています。
つまり、あなたはいつの日か大切な人の嫌な部分だけしか見えなくなり、記憶にもネガティブなものだけが残ってしまっている状態。
そして、人間はリアルを見れないので、目の前の良い部分が限りなく見えなくなっています。
「それを一旦、無くしましょう」というのが初対面方法!
この方法で接すれば必ず、新しい発見があります。
もし見つからないのであれば、まだ過去で相手を見てしまっています。
「旦那はズボラだから〇〇だ」
「彼女は良い加減だから〇〇だ」
初めて会った人がズボラかどうかなんて分かりませんよね?
頭を真っ白にして相手を見たら、ズボラだと思っていたとしても「〇〇だけはしっかりしてる人」と過去ではなく今を見ることができます。
以前紹介した、ゲシュタルト療法に少し似た部分がありますね。
他人を変えることはできない
あなたが旦那さんの嫌な部分を矯正しようとしたならば、それは残念ながら失敗に終わるでしょう。
その理由はとてもシンプルで他人を変えることはできないからです。
これはアドラー心理学を元に書かれた「嫌われる勇気」という本に書かれている例えなのですが
馬を湖まで連れて行くことができても、馬に水を飲ますことはできない。
水を飲むかどうかは馬の課題。
なので変えないといけないのは自分の方です。
自分の課題と相手の課題を分けて考える。
そこをしっかりと押さえておきましょう。
そして、ネガティブな感情は第2感情(意識)に分類され、第1感情(無意識)には期待があります。
これはどういうことかというと
「人は自分の期待に沿わない結果に終わった時、不快感を覚える」というもの。
例えば
自分の旦那が夜遅くに帰ってくることに腹を立てるのは、早く帰ってきて欲しいという期待が無意識にあるから。
隣の家の旦那さんの帰りが遅くなっても腹は立ちませんよね?
初対面方法で期待や過去の不信感を一度0にして新しい角度から相手を見てみてください。
怒りも不快感も抱かずに済みます。
初対面方法 まとめ
- 人間の脳はリアルを見ることができない
- 人間関係を改善したいと願う人を決める
- その人とあなたは今日初めて会う(ような気持ちで見る)
- 他人は変えることができない、自分の視点を変える
最初にも書きましたがこの初対面方法は感情に左右されます。
「初めて会うように相手を見る」と口にするのは簡単ですが、本気でそう思い込むのはかなり難しいです。
しかし、大切なのはできるできないではなく、相手のことを少しでも理解しようとすること。
僕は悲惨な幼少期を過ごしたことを以前書きました。
かなり酷い仕打ちをされましたが今では母親を恨んではいません。
結局、一番しんどい思いをするのは過去に目を向け続けている自分だと気付いたからです。
確かに無茶苦茶な生活ではありましたが今は幸せに過ごすことができている。
僕はその現実を見るようにしました。
あなたはどの現実を見ますか?