僕は過去が○○だからきっとダメなんだ・・・
そんな事を考えてる人に未来は自由に変えていけるということを伝えたいです。
自分の育った環境や生まれ持った能力が低く、人生を嘆きたくなることって結構ありますよね。
僕もそんな1人でした。
しかし、生きていく中で様々な人と出会い、多くを学ぶ中で、未来は過去の延長線上にはないということを知りました。
今回の記事では、僕の生い立ちと過去なんか関係ないことについてお伝えしていきます。
- 誰にも言いたくない過去がある
- 自分に自信がない
- 毎日が辛い
僕の人生
まず僕はこんな人間です。
- 母子家庭育ち
- まともな愛情を受けて育たなかった
- 特別な才能が何もない
- 頭も良くない
- 容姿も恵まれていない
- 貧乏出身
- 身体も貧弱
プロフィールにもサラッと書いていますが、僕の人生自体はそんなに恵まれたものではありません。
客観的に見ても結構ボロボロな方だと思いますし、今でも尚「もっと〇〇だったらな」と思わないといえば嘘になります。
そんな僕だからこそ、お伝えできることがあるのかなと思うので、最後まで見てくれると嬉しいです。
悲惨だった幼少期
僕が物心ついた頃には、既に両親は離婚し母親と妹の3人で暮らしていました。
若くして僕を産んだ母親は、まだまだ遊びたい盛りで気性も荒く、本当に漫画のウシジマくんにでも出てきそうな環境で僕は育ちました。
気性が荒かった母親は何かあるとすぐに暴力を振るい「早くしろ」という言葉に反応などが遅れると顔面に蹴りを入れられたり、顔から血を流して泣き叫んでも家から放り出されるなど、普通に虐待といってもいい環境だったと思います。
優しく抱きしめられた思い出なんて一つもありません。
「あんたなんか産まんかったら良かった」そんなことも言われたことがあります。
そして、母親には浪費癖があって、何に使っていたかは知りませんが、家にはお金がほとんどなく頻繁に家の電気は止まる、水道も止まる、ガスも止まる。家賃の催促はされるなど、どう見ても極貧生活。
当時、母親は水商売をしていて、夜は家に居らず、ほとんどの時を明かりも点かない家で妹と二人で過ごしていましたが、母親が怖くて仕方なかった僕は寂しさよりも「早くどっか行け」という気持ちの方が圧倒的に強かったです。
水商売の客か何なのか、朝起きたら家に知らないおっさんがいるなんてことも3回ぐらいあって、その時は子供ながら複雑な心境だったのを覚えています。(1人のおっさんとは仲良くなったけど多分、破局して見なくなった)
こんな生活が中学2年生まで続き、中学3年生からは僕が反抗期に入ったのと、母親が落ち着いたのが重なり、極貧から貧乏生活に変わりました。
よく周りから僕が妹と仲が良いと言われるのは、多分こんな過去を共に乗り越えてきた仲間だからです。
こんな環境で一人っ子だったらもっと悲惨だったと思う。
隠し続けてきた過去
紹介した過去は、ほんの一部ですが、僕は幼少期に結構な闇を抱えています。
しかし、僕は周りの人たちにこの闇を話したことがありません。
今もできれば話したくないし、思い出したくもありません。
小学校時代も半年ほど祖父の家に預けられていて、不登校になった時期もあったのですが、自分の環境を学校で話すのが恥ずかしかった僕はズル休みだと言っていた気がします。(ちょっと無理がある)
当時の僕にとってみれば、それでも尚、隠したかった出来事だったんでしょうね。
しかし、隠し続けてきたおかげで、僕は人生で一度足りともこの闇を他人に感じさせたことがありません。
僕のおちゃらけた性格なのは間違いなく、闇を覆い隠すために形成されたものです。
最近、話すときに笑顔になりがちなのは幼少期に辛いことがあったからって言われました。
当たってる。
心の在り方で変わる世界
劣悪な環境で育った割にまともな人間になれたとは思っていますが、それでもちょっとブログには書けないようなこともした気がしないでもないけど、僕がロクでもない人間だったことは確か。
大人になった今でも環境が大きく変わった訳ではありません。
貧乏生活(収入は人並みだけど出費をしない生活)を相も変わらず送っています。
しかし、そんな生活を送っていても今の僕は豊かだと自信を持って言えます。
心の在り方が変わるだけで世界の見え方がまるで違うことに気がつくことができました。
全ては「こんな自分なんて」ではなく、「こんな自分だからこそ」というほんの少しの違いです。
この記事を読んでくれているあなたにも、「こんな自分だからこそ豊かになれる」と心の底から思って欲しいと考えています。
過去は未来の延長線上にはありません。
一度、今に目を向けてみてください。
過去と未来は関係ないハナシ
先程もお伝えした通り、僕は自分の闇の部分を話さないし、感じさせないように生きてきました。
なので、他人からすると僕は普通の人間ということになり、自分の過去を気にして生きているのは、世界でたった1人僕だけということになります。
じゃあ、もし自分が過去を気にしないで生きることができれば、過去は存在しないのと同じですよね。
少し、暴論に聞こえるかもしれませんがそれが心の在り方だと僕は考えています。
そもそも過去は存在しない
そもそも過去は気にしようが気にしまいが存在しません。
情報という形だけで僕たちの頭の中に残っているだけです。
言われてみると当たり前なのに、感情だけがそれを理解しようとしません。
つまり、過去に自分が引きずられているのではなく、自分が過去を引きずっているに過ぎず、手さえ放せばいつでも自由になることができるのです。
未来も存在しない
「過去が〇〇だから未来もきっと〇〇だ」こんな風に考えていましたが、過去と同様、未来も存在しません。
存在するのは今だけです。
未来は固定されても、変えるべき対象でもありませんでした。
時間は瞬間、瞬間の積み重ねです。
積み重ねる『今』を変えなければ未来が変わるはずもありません。
なので、変えるべきはいつだって『今』です。
過去に囚われていた頃の僕は大きな誤解をしていました。
過去が存在しないことに気づいてからは徹底的に『今』にこだわっています。
今だから伝えられること
今の僕は、まだまだ理想の自分とは程遠い存在です。
そんな理想の自分になる前の今だからこそ伝えられることがあります。
それは、僕が過去なんて関係ないと証明してみせるということ。
既に大きな結果を出していたら、ポジショントークのように聞こえるかもしれませんが、僕は未熟で足掻いてる最中なので、きっと僕の「足掻き」は同じ境遇の人にとって励みになると考えています。
もしかすると、既に僕と距離を感じる方もいるかもしれませんが、それは足掻いてきた人と足掻かなかった人の差です。
だったら僕の今の足掻きは無駄じゃかったということになるので、一緒に今を足掻いてみましょう。
きっと1年後には、とんでもない場所まで進んでいるあなたがいます。
未来が変えれば過去も変わる
変えるべきは『今』なのは間違いありません。
今を変えれば必然的に未来も変わります。
そして、未来が変われば過去の事実は変わらずとも、過去の意味・受け取り方は変わります。
「こんな過去があるから」ではなく「こんな過去があったからこそ」と。
今書いている記事もいずれ過去となります。
未来の僕が結果を出した時、今回書いた記事は紛れもなく真実となり、結果を出せなかった時は嘘だったことになるでしょう。
なので僕はこの記事を真実にするために、今を変え、未来を変え、過去を変えます。
最後まで読んでくれたあなたの未来も過去もきっと豊かなものに変わると信じています。
そのために『今』を生きましょう。